【 センチデバイス 】メルマガ 2024年秋号
2024/10/01 (Tue) 09:00
◇◆ センチデバイスからのお知らせ 2024年秋号 ◆◇
スポーツの秋になりましたが、MLBや日本プロ野球のペナントレースは終わりを迎えポストシーズンに突入する頃です。
そんな中、毎日メディアの中心はやはり「大谷翔平」選手です。
大リーグ史上初となる「50-50」を達成し、DHでは初のMVP獲得に期待が高まっております。
シーズンも残すところ1か月あまりですが、試合速報に一喜一憂する日々がもうしばらく続くことになりそうです。
今年も残り3か月となりましたが「TWIIワークステーション」は 『ご注文後2週間』 の納期です。
残予算による緊急購入も対応可能ですので、是非この機会にお問合せください。
それではセンチデバイスメールマガジン2024年秋号をお届けします。
★新グラフィックカードについて
★SMART
★NVIDIA
★TWIIのフィルター定期清掃について
★評価機貸出しサービス
■ 新グラフィックカードについて ■
NVIDIA RTX Adaシリーズは、Ada Lovelace アーキテクチャを搭載したプロフェッショナル向けのグラフィックボードで、エンジニアや研究者、デザイナー、3Dモデラーなど高負荷な作業を行う方や、大容量のデータを扱う方におすすめの製品です。
RTX Adaシリーズは近年研究や開発が進んでいる生成AIの開発にも適したスペックを持っており、前世代にあたるNVIDIA RTX Aシリーズと比べて1.2倍以上の推論性能を実現することから、高品質な3Dアセットや高品質の画像や動画の生成が可能です。
NVIDIA Ada Lovelace アーキテクチャベースのCUDAコアは、プロフェッショナル向けに動画やグラフィックス、コンピューティング、AIなどの分野において最高峰のパフォーマンスを発揮できるよう設計されています。
NVIDIA Ampere アーキテクチャが採用されているRTX Aシリーズの1.5倍の単精度浮動小数点(FP32)演算速度を実現し、CADやCAEなどの複雑な設計・エンジニアリング作業もスムーズに行えます。
【 商品ラインナップ 】
・RTX 6000Ada /48GB ・RTX 5000 Ada /32GB ・RTX 4500 Ada /24GB
・RTX 4000 Ada /20GB ・RTX 2000 Ada /16GB ・RTX A1000 /8GB ・RTX A400 /4GB
■ SMART ■
ハードディスク(HDD)やSSDのストレージには、記録装置自体が自己診断する機能が搭載されています。
HDD SMART(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)というもので、2008年以降のHDDで規格化されました。(S.M.A.R.T.と表記されることもあります)
世界でもっともHDDを利用している企業であるgoogleが、10万台以上のHDDの故障率を統計解析したところ、HDDの故障と読み込みエラー率、不良セクタ数、回復不可能なセクタ数、代替処理待ちセクタ数と故障が有意な相関があることを確認しました。
たとえば、#5代替処理済みのセクタ数は、読み取りや書き込み、検証でエラーが発生した際に代替させた不良セクタの数が1以上になった時、60日後の故障率は14倍になるといわれています。短期間で増えるようであれば早期にバックアップをとって交換が必要といわれています。
#188 コマンドタイムアウトは、回線、ケーブルの断線、端子の破壊、電気信号がつながったり、つながらなかったりという断線しかかっているケースがわかります。のような指標になります。
これらの値は、Zabbixで監視することができます。
SMARTは故障と相関はあるものの、SMARTの値による寿命予測は事実上困難とされており、半数のHDDがなんの兆候もみせずに突然死することも明らかにしています。
■ NVIDIA ■
グラフィックボードやGPUで有名な、NVIDIAが最近、ざわついています。NVIDIAの株価が史上最高の時価総額を記録したのは、2024年6月で、マイクロソフトを抜いて1位の時価総額3兆3400億ドル(527兆円)になりました。
現在の時価総額の状況はこちらです → https://companiesmarketcap.com/
先月9月には、日本発の生成系AIベンチャー SakanaAIへ数10億の出資を決めています。
SakanaAIは、シリーズAで300億を超える資金を調達しています。NVIDIAの出資比率はあきらかになっていませんが大株主と推測されています。
その背景には生成系AIの急伸で、多数のコアを持つGPUが、学習と推論の効率化のために欠かせないことが背景にあります。NVIDIAのGPUがあったから生成系AIが急速にのびた。マルチコアのHPC技術がなければ生成系AIが実現できなかった。ともいえるかもしれません。
NVIDIAのGPUは機械学習に使用できるGPUにおいて、95%のシェアともいわれています。NVIDIA社は1993年に設立され画像処理分野での利用から、ディープラーニング、画像診断、自動運転(2021年テスラ搭載)と活用領域を増やしてきました。
最新の「H100」は、推定価格 約450~500万(非公表、NYTimes推定)で、輸送には装甲車が使われると噂されています。開発中の「DGX SuperPOD」は、H100が256台搭載されているとのことです。
GPUの進化が加速することでCAEへの恩恵も期待できるかもしれません。
■ TWIIのフィルター定期清掃について ■
お使いの環境によって異なりますが、おおよそ3ケ月に一度は下図3か所のフィルターの清掃を行ってください。性能を維持するためにも、何卒よろしくお願い致します。
■ 評価機貸出しサービス ■
貸出しサービスはこちら > https://www.centi.co.jp/contact
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〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅2-45-14 東進名駅ビル4F
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スポーツの秋になりましたが、MLBや日本プロ野球のペナントレースは終わりを迎えポストシーズンに突入する頃です。
そんな中、毎日メディアの中心はやはり「大谷翔平」選手です。
大リーグ史上初となる「50-50」を達成し、DHでは初のMVP獲得に期待が高まっております。
シーズンも残すところ1か月あまりですが、試合速報に一喜一憂する日々がもうしばらく続くことになりそうです。
今年も残り3か月となりましたが「TWIIワークステーション」は 『ご注文後2週間』 の納期です。
残予算による緊急購入も対応可能ですので、是非この機会にお問合せください。
それではセンチデバイスメールマガジン2024年秋号をお届けします。
★新グラフィックカードについて
★SMART
★NVIDIA
★TWIIのフィルター定期清掃について
★評価機貸出しサービス
■ 新グラフィックカードについて ■
NVIDIA RTX Adaシリーズは、Ada Lovelace アーキテクチャを搭載したプロフェッショナル向けのグラフィックボードで、エンジニアや研究者、デザイナー、3Dモデラーなど高負荷な作業を行う方や、大容量のデータを扱う方におすすめの製品です。
RTX Adaシリーズは近年研究や開発が進んでいる生成AIの開発にも適したスペックを持っており、前世代にあたるNVIDIA RTX Aシリーズと比べて1.2倍以上の推論性能を実現することから、高品質な3Dアセットや高品質の画像や動画の生成が可能です。
NVIDIA Ada Lovelace アーキテクチャベースのCUDAコアは、プロフェッショナル向けに動画やグラフィックス、コンピューティング、AIなどの分野において最高峰のパフォーマンスを発揮できるよう設計されています。
NVIDIA Ampere アーキテクチャが採用されているRTX Aシリーズの1.5倍の単精度浮動小数点(FP32)演算速度を実現し、CADやCAEなどの複雑な設計・エンジニアリング作業もスムーズに行えます。
【 商品ラインナップ 】
・RTX 6000Ada /48GB ・RTX 5000 Ada /32GB ・RTX 4500 Ada /24GB
・RTX 4000 Ada /20GB ・RTX 2000 Ada /16GB ・RTX A1000 /8GB ・RTX A400 /4GB
■ SMART ■
ハードディスク(HDD)やSSDのストレージには、記録装置自体が自己診断する機能が搭載されています。
HDD SMART(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)というもので、2008年以降のHDDで規格化されました。(S.M.A.R.T.と表記されることもあります)
世界でもっともHDDを利用している企業であるgoogleが、10万台以上のHDDの故障率を統計解析したところ、HDDの故障と読み込みエラー率、不良セクタ数、回復不可能なセクタ数、代替処理待ちセクタ数と故障が有意な相関があることを確認しました。
たとえば、#5代替処理済みのセクタ数は、読み取りや書き込み、検証でエラーが発生した際に代替させた不良セクタの数が1以上になった時、60日後の故障率は14倍になるといわれています。短期間で増えるようであれば早期にバックアップをとって交換が必要といわれています。
#188 コマンドタイムアウトは、回線、ケーブルの断線、端子の破壊、電気信号がつながったり、つながらなかったりという断線しかかっているケースがわかります。のような指標になります。
これらの値は、Zabbixで監視することができます。
SMARTは故障と相関はあるものの、SMARTの値による寿命予測は事実上困難とされており、半数のHDDがなんの兆候もみせずに突然死することも明らかにしています。
■ NVIDIA ■
グラフィックボードやGPUで有名な、NVIDIAが最近、ざわついています。NVIDIAの株価が史上最高の時価総額を記録したのは、2024年6月で、マイクロソフトを抜いて1位の時価総額3兆3400億ドル(527兆円)になりました。
現在の時価総額の状況はこちらです → https://companiesmarketcap.com/
先月9月には、日本発の生成系AIベンチャー SakanaAIへ数10億の出資を決めています。
SakanaAIは、シリーズAで300億を超える資金を調達しています。NVIDIAの出資比率はあきらかになっていませんが大株主と推測されています。
その背景には生成系AIの急伸で、多数のコアを持つGPUが、学習と推論の効率化のために欠かせないことが背景にあります。NVIDIAのGPUがあったから生成系AIが急速にのびた。マルチコアのHPC技術がなければ生成系AIが実現できなかった。ともいえるかもしれません。
NVIDIAのGPUは機械学習に使用できるGPUにおいて、95%のシェアともいわれています。NVIDIA社は1993年に設立され画像処理分野での利用から、ディープラーニング、画像診断、自動運転(2021年テスラ搭載)と活用領域を増やしてきました。
最新の「H100」は、推定価格 約450~500万(非公表、NYTimes推定)で、輸送には装甲車が使われると噂されています。開発中の「DGX SuperPOD」は、H100が256台搭載されているとのことです。
GPUの進化が加速することでCAEへの恩恵も期待できるかもしれません。
■ TWIIのフィルター定期清掃について ■
お使いの環境によって異なりますが、おおよそ3ケ月に一度は下図3か所のフィルターの清掃を行ってください。性能を維持するためにも、何卒よろしくお願い致します。
■ 評価機貸出しサービス ■
貸出しサービスはこちら > https://www.centi.co.jp/contact
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