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【センチデバイス】メルマガ 2022年夏号

2022/07/04 (Mon) 17:00
◇◆ センチデバイスからのお知らせ  2022年夏号 ◆◇

こんにちは。センチデバイスです。
1年の半分が終わりました。本当に早いですね。
今回は私どもにも多大な影響を及ぼしている半導体について触れたいと思います。
TSMCはCPUが10nmとか14nmがなのに対して、5nmを実用化していて、
さらに2nmのスケールを開発を目指しております。
6月24日には茨城県つくば市の産業技術総合研究所つくばセンター内に設置した
「TSMCジャパン3DIC研究開発センター」を開所し、更にグローバルでのオープンイノベーションの新たな発信地としていくとしています。
サムスンはTSMCに先行して、世界初3nmの量産を開始したと発表しました。
このように、ますます技術革新のペースが速まっていくと思われます。
ただ、現状の半導体不足は今年いっぱい続くと言われており、弊社も仕入れ値高騰により、断腸の思いで値上げに踏み切りました。
今後、価格だけでなく処理速度も更にアップするよう努めてまいります。
それではセンチデバイスメールマガジン夏号をお届けします。

★各フォーラムへの出展について
★パーツの温度について
★電源の仕様はなぜ12Vについて
★TWIIのフィルター定期清掃について
★評価機貸出しサービス。

■ 各フォーラムへの出展について ■
今年は年末にかけて数社のフォーラムでTWIIの紹介を企画しています。
まだ、出展先は検討中のため、秋号ではお知らせできるように準備中です。
その他、新たな出展やリクエストがございましたら、下記までご連絡いただけましたら幸いです。

お問合せはこちら > https://www.centi.co.jp/contact

■ パーツの温度について ■
ことしも夏に向けて、解析サーバにとっていつも意識している熱の話です。
サーバ内では様々なパーツが熱を発生しています。
性能と安定稼働に影響するのが、CPUとGPU、メモリです。 CPUは、40℃から80℃、GPUは少し高く55℃から90℃、GPGPUでは95℃、 DDR4メモリでは、85℃、 ストレージのHDDは、30℃から50℃、SSDでは少し高く70℃、 電源も熱をもち60℃がおよその適正温度範囲の上限です。
それぞれ、製品によってこれらは異なります。 上限温度は、シリコンウェハーの設計の問題で熱暴走などの信頼性を考えて 150℃を最大として設計するため、この上限温度が決まるそうです。
温度が高くなると性能が落ちたり、故障の原因となるなら、 冷凍庫のような場所におけば?と
思いますが、パーツによっては下限もあり、HDDストレージでは5℃、電源は10℃以下では故障のリスクが高まるといわれています。
HDDは機械部品なので回転軸に使われているグリスが低温では影響があります。
電源はコンデンサが低温では出力不足になります。
パーツごとにファンとヒートシンクで冷却することと、筐体のファンを使って風力を意識して外気との換気を行うこと、風速を意識して熱源表面の熱伝導率を上げることがポイントになります。

■ 電源の仕様はなぜ12V ■
電源ユニットは、AC115VをDC12Vに変換してサーバを動かします。 CPUは5V 程度の電源で動きますが、電圧が上げられればより高いクロックで実行できる可能性があります。電圧だけでは無理なのと、電圧上げると温度も上がります。
もともとは PCの起源の Altair8800 が12Vでした。 CPUに12Vの電力供給が必要だっただめですが、12Vが安定供給できるぎりぎりの線だったらしいです。
このAltairの電源は筐体の1/3を占める大きさで、大きなトランスとコンデンサを搭載していたそうです。この規格がIBM-PC(AT規格)に引き継がれて、電源の規格になっています。
このIBM-PCの規格を作ったチームのほとんどが飛行機事故で亡くなってしまいました。IBMではこのあと、同じセクションの人は同じ飛行機に同乗せずに、分散しなさいというルールもできたそうです。

■ TWIIのフィルター定期清掃について ■
お使いの環境によって異なりますが、おおよそ3ケ月に一度は下図3か所のフィルターの清掃を行ってください。性能を維持するためにも、何卒よろしくお願い致します。

■ 評価機貸出しサービス ■
貸出しサービスはこちら > https://www.centi.co.jp/contact

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https://s.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=centi0505&task=cancel

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