バックナンバー

  • 2024/10/01 (Tue) 09:00
    【 センチデバイス 】メルマガ 2024年秋号
  • 2024/04/01 (Mon) 09:00
    【 センチデバイス 】メルマガ 2024年春号
  • 2024/01/09 (Tue) 09:00
    【センチデバイス】メルマガ 2024年新年号
  • 2023/10/02 (Mon) 09:00
    【センチデバイス】メルマガ 2023年秋号
  • 2023/07/03 (Mon) 09:00
    【センチデバイス】メルマガ 2023年夏号
  • 2023/04/03 (Mon) 10:00
    【センチデバイス】メルマガ 2023年春号
  • 2023/01/12 (Thu) 09:00
    【センチデバイス】メルマガ 2023年新年号
  • 2022/10/03 (Mon) 09:00
    【センチデバイス】メルマガ 2022年秋号
  • 2022/07/04 (Mon) 17:00
    【センチデバイス】メルマガ 2022年夏号
  • 2022/04/04 (Mon) 09:00
    【センチデバイス】メルマガ 2022年春号
  • 2022/01/17 (Mon) 09:00
    【センチデバイス】メルマガ 2022年新年号
  • 2021/10/01 (Fri) 09:00
    【センチデバイス】メルマガ 2021年秋号
  • 2021/07/05 (Mon) 09:00
    【センチデバイス】メルマガ 2021年夏号
  • 2021/04/28 (Wed) 09:00
    【センチデバイス】メルマガ 2021年春号
  • 2021/02/14 (Sun) 09:00
    【センチデバイス】メルマガ 2021年冬号
  • 2020/11/02 (Mon) 09:01
    【センチデバイス】メルマガ 2020年秋号
  • 2020/07/01 (Wed) 09:00
    【センチデバイス】メルマガ 2020年夏号

【センチデバイス】メルマガ 2023年春号

2023/04/03 (Mon) 10:00
◇◆ センチデバイスからのお知らせ  2023年春号 ◆◇

こんにちは。センチデバイスです。
桜花満開の好季節がやってまいりました。
ようやく特段の事情が生じない限り、5月8日から新型インフルエンザ等感染症から外し5類感染症とする方針になりました。
マスクの着用については、屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねることを基本とすることになり、スポーツイベントやコンサートでは引き続きマスクの着用を求める一方で、収容定員の100%であっても応援などのために大声を出すことを認められました。
コロナ前の環境に戻ることで、経済も活発になることを願うばかりです。
それでは今号も新商品発売のご紹介からしていきます。

★TWII 新8コア発売
★陰解法と陽解法のハードウェアチューニングの違い
★コア数とスレッド数のテクノロジー
★TWIIのフィルター定期清掃について
★評価機貸出しサービス

■ TWII 新8コア発売 ■
Raptor Lake-Sの最上位モデルCore i9-13900Kは、8基のPコアと、16基のEコアを備えた24コア32スレッドCPUです。TWIIでは8基のPコアを解析ソフトに有効なオーバークロックをしております。
従来の8コア機と比べ、理論値で約1.5倍速度が速くなっております。
CPUソケットには前世代と同じくLGA1700を採用しており、対応BIOSを導入した既存のLGA1700対応マザーボードでも動作します。
Raptor Lake-Sでは、PコアのアーキテクチャがRaptor Coveにアップデートされており、Pコア1基あたりのL2キャッシュ容量が最大1.25MBから2MBに増加。EコアについてはGracemontアーキテクチャを引き続き採用していますが、4コア1組みのEコアユニットが備えるL2キャッシュは最大2MBから4MBに増加しました。これにより、Core i9-13900Kは32MBものL2キャッシュを備えています。
アンコア部分に関しては、DDR5メモリコントローラの対応メモリクロックがDDR5-5600に引き上げられました。その他のアンコア機能については第12世代Core(Alder Lake-S)を踏襲しており、iGPUも従来モデルと同じUHD Graphics 770を搭載しています。
Core i9-13900Kの電力指標は、PBPが125Wで、MTPは253Wとなっている。MTPに関しては前世代の最大241Wから12Wだけ引き上げられております。

■ 陰解法と陽解法のハードウェアチューニングの違い ■
陰解法は、未来の値を現在の値と未知の値から求める方法で方程式を解く方法といえます。
特徴として、解析的な方法と同様の高い精度を持ち数値誤差が小さいために計算的には安定性が高いといえます。ただし計算が複雑で逐次的に解を求めるために、並列化が難しく並列化効率が高くないこと一般的に知られています。そのためシングルスレッドでも計算できるクロック数の高いCPUが有効となります。ハイパースレッティングOFFでメモリクロックアップなどリソースを有効に活用することが基本的なチューニングです。陽解法は、現在の値と以前の値から未来の値を求める方法で既知の変数の値を代入して直接計算する方法といえます。特徴として、陰解法にくらべ、計算がアルゴリズムがシンプルで実装が複雑ではないためコンパイラでの最適化しやすく並列化もしやすいといえます。
並列化効率を最大限に発揮するためには、メモリやキャッシュの高速化、CPUの性能を活かすための多くのチャネル数が有効となります。
特に複数ノードでのクラスタ構成の場合には、ネットワークのレイテンシが効果を発揮します。

■ コア数とスレッド数のテクノロジー ■
並列化で重要な指標のひとつであるコア数とスレッド数についての豆知識です。
コア数は、CPUプロセッサに搭載された物理的な演算装置の数であり、スレッド数はプロセッサが同時に処理できる論理的な処理の数です。Intelでは、HTT(ハイパースレッディングテクノロジー)で実装され、AMDでは、SMT(サイマルテニアマルチスレッティングテクノロジー)で実装されています。
2つの違いは、HTTは1コアを2つのスレッドを提供するのに対して、SMTは1コアで複数のスレッドを提供しています。スレッド数が多いと性能はあがりますが、より多くリソースを使うので、メモリやバスなどとのバランスが重要になります。歴史は以外と古くSMTが2001年 Athlon時代に採用され、HTTは2002年 Pentium4 で採用されています。

■ TWIIのフィルター定期清掃について ■
お使いの環境によって異なりますが、おおよそ3ケ月に一度は下図3か所のフィルターの清掃を行ってください。性能を維持するためにも、何卒よろしくお願い致します。

■ 評価機貸出しサービス ■
貸出しサービスはこちら > https://www.centi.co.jp/contact

■ メールマガジンの配信停止をご希望される方 ■
下記問い合わせフォームよりお手続きいただきますようお願いいたします。
https://s.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=centi0505&task=cancel

【 メルマガ バックナンバー 】はこちら> https://s.bmb.jp/bm/p/bn/list.php?i=centi0505&no=all&m=22

発行人:センチデバイス株式会社
〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅2-45-14 東進名駅ビル4F
https://www.centi.co.jp
Copyright(c) センチデバイス株式会社 All Rights Reserved.