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  • 2024/10/01 (Tue) 09:00
    【 センチデバイス 】メルマガ 2024年秋号
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    【 センチデバイス 】メルマガ 2024年春号
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【センチデバイス】メルマガ 2023年秋号

2023/10/02 (Mon) 09:00
◇◆ センチデバイスからのお知らせ  2023年秋号 ◆◇

こんにちは。センチデバイスです。
秋は涼しい日も増えとても過ごしやすい季節です。
スポーツの秋・食欲の秋・読書の秋・芸術の秋などといろんなことが当てはめられる秋真っ盛りの10月はなにかを勧めるには良い月です。
スポーツと言えば、現在ラグビーワールドカップ開催中ですね。前回大会のように予選プール突破を期待してますが、果たして・・・
それではセンチバイスメルマガ2023年秋号をお届けします。

★TWII3435X(16コア)、TWII3465X(28コア)、TWII3495X(56コア) 発売
★メモリバスとメモリチャネル
★GPUとNVIDIA
★TWIIのフィルター定期清掃について
★評価機貸出しサービス

■ TWII3435X(16コア)、TWII3465X(28コア)、TWII3495X(56コア) 発売 ■
新しく、以下3種のCPUをオーバークロック商品を発売いたします。
TWII3435X(16コア):4.7GHZ(ベースクロック3.1GHz)
TWII3465X(28コア):4.6GHz(ベースクロック2.5GHz)
TWII3495X(56コア):暫定3.0~3.5GHz(ベースクロック1.9GHz)
システムメモリはDDR5メモリを採用し、定格でメモリ周波数4800MHzをサポートしています。なお自作PCで一般的なアンバッファードなメモリにも対応していたCore-Xと異なり、Xeon W-3400XシリーズCPUの対応システムメモリはレジスタードDDR5メモリに限定されます。
メモリチャンネルは8チャンネルとなっており、1チェンネル当たり2枚のメモリモジュールに対応します。
W790チップセットはPCIE4.0相当のDMI4.0x8レーンによってCPUと接続されており、PCIE4.0x16レーン、PCIE3.0x12レーン、8基のSATA3.0、最大5基のUSB3.2 Gen2x2などを拡張できます。

■ メモリバスとメモリチャネル ■
CAEソルバのプログラミングは、メモリ量が小さかった汎用機の時代(およそ20~30年前くらい)は、 ディスクにデータを置いて必要なデータを読みこみ、計算していたので、計算アルゴリズムでいかにデータIOを少なくするかがポイントでした。
いまでは、メモリサイズも大きくなっているため、オンメモリ上での計算が主流となりCPUとメモリ間のIOが重要になっています。
IOの効率の要素として、メモリクロックレートとメモリスピードとチャネル数になります。メモリクロックはメモリレートともよばれ、メモリがデータを読み書きする速度です。CPUのクロックと同じヘルツ(Hz)で表現されます。
メモリスピードはデータ転送レートともよばれ、メモリにデータが転送される速度です。データの塊(ビット数)とメモリバスの幅に依存します。
簡潔にいえば、メモリクロックはメモリモジュール内の内部クロック速度で、メモリスピードはデータ転送速度です。システムのパフォーマンスを向上させるためには、どちらも適切なバランスが重要です。高いメモリークロックと広いメモリバス幅により高速なデータ転送ができ解析のスピードが向上します。
メモリクロックはメモリの仕様として DDR-Clockというようにメモリ仕様で複数提供されますが、バスは、CPU側のデュアルチャネル(2ch)、クアッドチャネル(4ch) とCPUの性能で決まります。
CPUとメモリ組み合わせにより効率が決まります。
2023/Q1にリリースされたXeon w5-3445xは、16コア 4.5GHzで、チャネル数は8Ch。DDR5-4800(MT/s)のメモリ対応でメモリ依存の解析にとてもバランスのよい構成となっています。
ベンチマークなどご相談ください。

■ GPU とNVIDIA ■
CPUはCentral Processing Unitの略でコンピュータの心臓部分、中央処理装置のことです。GPUはGraphics Processing Unitの略で画像処理のための処理装置です。
IntelやAMDもGPUを作っていますが、GPU専業としてはNVIDIAがGPUの代名詞のような会社です。
CPUが計算、データ処理、制御など幅ひろい一般的なタスク(作業)を処理しますが、GPUは画像の表示(描画、シェーディング、フィルタリング)などの処理に特化した作業をします。画像の表現、解像度にも関係するピクセルという小さな単位ごとに処理します。同時に複数のピクセルを処理するために、1つのコアの処理速度よりも複数のコアをもって並列化処理することが重要になります。また画像の処理のみであれば単純化でき精度も単純で単精度の整数の演算で済むことが特徴です。
せっかく並列化の性能がすぐれているので、これを一般的に使えるようにしたのがGPGPUです。(General Purpose GPU)GPGPUは倍精度の計算もできるものもあります。
多くのコアをもっているために、温度が高いことが特徴でCPUが100℃くらいであるのに対して、GPUは400℃くらいまで温度があがります。
GPUを使うCAEソフトも増えてきています。
今年に入りバズっている、自然言語向けの生成型AIであるGPTで、大規模なニューラルネットワーク(GPT3では1750億のパラメタを持っているらしいです)を高速かつ効率的にトレーニングおよび推論するためにGPUが大活躍しています。
2023年8月には、NVIDIAの業績が過去最高で、純利益が前年同期比で約9倍の9000億円、売上高は約2倍で過去最高の2兆円を記録しています。
今後AI活用で、GPUの進化が進むことが期待できそうで楽しみです。

■ TWIIのフィルター定期清掃について ■
お使いの環境によって異なりますが、おおよそ3ケ月に一度は下図3か所のフィルターの清掃を行ってください。性能を維持するためにも、何卒よろしくお願い致します。

■ 評価機貸出しサービス ■
貸出しサービスはこちら > https://www.centi.co.jp/contact

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