東経連ビジネスセンターMAILING NEWS<2016/10/11 No130>
2016/10/11 (Tue) 12:00
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東経連ビジネスセンターMAILING NEWS <2016/10/11 No130>
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東経連ビジネスセンターMAILING NEWSでは、当センターの活動や、支援対象企業に
関する情報をお届けします。
_/_/_/_/ 目 次 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
◆連載講座
「ちっちゃいビジネス立上の勘所~ちっちゃいビジネス開業応援塾の事例から」
<第13回「Cafe開業に求めるものはなにか~起業したいと考える本当の理由~」>
Cafeという形態が世の中に登場し、喫茶店ともレストランとも違ったジャンルと認識されるこの
形態のお店を利用するお客様が増え、Cafeに憧れをもつ人が多くなってきました。「いつかCafe
を開きたい人のためのココロの準備セミナー」を開催したのは、2010年のこと。人気店のCafeに
伺い、店主の話を聞き、そのお店のこだわりのランチやスイーツをいただきながら、自分の心構
えをしっかりさせようというセミナーでした。
「Cafe」とは、もともとフランス語でコーヒーを意味する単語で、コーヒーを飲む場という意味
で使われていますが、単に飲食の場というよりも、会話を楽しんだり情報交換をしたりと、わい
わいとした交流の場というイメージが強いようです。そのためか、おいしい料理がつくれるから
Cafeをやりたいという方もいらっしゃいますが、人が集まる場所づくりをしたい、人の行き交う
交流拠点をつくりたいという理由でCafeという形態を目指す方もいらっしゃいます。マンション
などの集合住宅が増え、同じ地域に住む人々が交流する機会が減っていることに危惧している人
が多い証拠かもしれません。
塩釜にある「まちカフェ竹下園」は、図書館・病院・買物などに来た際に、気軽に立ち寄ってほ
しいと、本間知里さんが開店したお店です。病院にくるお年寄りの方が、診察が終わったあとに、
特にどこかに行くわけでもなくバスをじっと待っている姿をみて、なにか立ち寄り集まれる場所
があったらいいなと思ったそうです。本間さんは、「場をつくること」を優先して考え、開店を
決めました。おいしいコーヒーを淹れるべく勉強をしたこともあったそうですが、自分が力を入
れるのはソコではない、いかにおいしいものを提供するかよりも、いかに立ち寄って楽しく過ご
してもらうかに力を入れるべきと考えました。現在は、毎日のように何等かのワークショップを
開催しています。プリザーブドフラワーや和装小物をつくる会を開いたり、ママさんたちの情報
交換の場を開いたりしています。
震災後、多賀城にUターンをした松村正子さんが開いたのは、コミュニティカフェ&ガイドツアー
「タガの柵(タガノキ)」です。松村さんは、観光で地域を活性化したいと考え、多賀城を歩く
イベントやツアーを企画していました。イベントやツアーがなくても、多賀城のことを語り合え
る場所、多賀城を知ることができる場所があるとよいと、陸前山王の駅近くにこコミニュティカ
フェをつくりました。多賀城のコーヒー店から豆を仕入れて淹れるコーヒーや、多賀城の地域に
ゆかりのある伝説にちなんだ甘味を提供、多賀城ファンを増やすべく活動しています。
Cafeを「場」としてとらえて、起業・開店するケースが多くなり、地域活性につながる例も増え
てきました。Cafeがまちを元気にする手段になってきているようです。しかし、場づくりのため
に不動産を借りると賃料が発生し、固定費の負担が大きくなります。Cafeという飲食店での事業
モデルは、単価×客数での試算で商売として成り立つかどうかです。飲食メニューの単価が安価
な場合や、飲食に力を入れないという場合には、代わりに収入を得るための「何か」が必要とな
ります。
「場づくり」の事業モデルを考える方の中には、収入減についてのアイデアがあまりなく、やり
たい想いが先行するケースもあります。地域のために、ひとのために、とても良いことだと思わ
れることも、事業として継続していかなければ、役にたちません。「Cafe」を「場」としてとら
えるのであれば、「飲食」プラスαがなにかを考え、商品としていけるとよいのではないでしょ
うか。
まちカフェ竹下園 https://www.facebook.com/まちカフェ竹下園-1522372104656515/
タガの柵 http://taganoki.wixsite.com/home
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~講師の先生のご紹介~
稲葉雅子先生
(経歴)
稲葉雅子(株式会社ゆいネット/株式会社たびむすび 代表取締役)
1962年栃木県出身
大学卒業後、医療用コンピュータ販売会社に就職、インストラクター、営業、総務・人事などを
担当。仙台営業所開設時に仙台営業所長を拝命。2000年5月退職。
2000年9月有限会社ゆいネット(現・株式会社)を設立。
2011年6月株式会社たびむすびを設立。
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株式会社たびむすび
株式会社ゆいネット 稲葉 雅子
-----------------------------------------
仙台市青葉区花京院2-1-14花京院ビル12階
TEL:022-726-0341 FAX:022-726-0343
URL:株式会社ゆいネット http://www.55yui.net/
フリーマガジン アクタレイア http://www.actaleia.com/
まちなか情報特派員
株式会社たびむすび http://www.tabimusubi.co.jp
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◆東経連ビジネスセンターからのお知らせ
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シンガポールデザイナーとのコラボレーションによる東北地域の雑貨・工芸品の海外展開支援
(募集案内)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東経連ビジネスセンターでは、シンガポール市場を対象に、雑貨・工芸品のテストマーケティン
グ事業を行います。シンガポール人デザイナー/エドウィン・ロウ氏とコラボレーションし、参
加各社の製品をシンガポール市場に向けてブラッシュアップ、1ヵ月間シンガポール中心部のセ
レクトショップSUPER MAMAにて試験販売致します。参加各社へは、そのマーケティング調査結果
をフィードバックするとともに、試験販売後の展開について、専門家がアドバイスを行います。
なお、当センターが商品をお預かりして全ての手続きを行うので、煩雑な輸出手続が不要です。
参加企業はシンガポールに行く必要が無く、また、ブラッシュアップ費用(シンガポールからの
デザイナー/専門家の渡航費用・相談費用)、輸出に係る費用、現地での場所代などを当セン
ターが負担します。企業側には、ブラッシュアップでサンプル等を作る直接費用、国内指定倉庫
への運賃、シンガポールで売れなかった時に日本へ返送する際の費用をご負担いただきます。
実際の販売は、来年5月を予定しており、それまでに、シンガポール流のデザインや現地の
マーケティングについて打ち合わせを重ね、専門家を交えながら、時間を掛けて製品のローカラ
イズや市場への理解を深めていただける内容となっております。ぜひ、多数のご応募をお待ちし
ております(応募締切:10月28日 採択にあたり書類選考、二次審査があります)
※下記URLから募集案内、参加要綱、申込書をダウンロードし、詳細をご確認ください!
(募集案内)http://www.tokeiren-bc.jp/sites/default/files/recruitment_sgp.pdf
(参加要綱)http://www.tokeiren-bc.jp/sites/default/files/guideline_sgp.pdf
(申込書)http://www.tokeiren-bc.jp/sites/default/files/entryblank_sgp.xls
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
復興支援リンク「買おう!東北」サイトのご案内(登録料無料)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「真の復興は東北の自律的な経済復興」との理念のもと、平成23年6月20日に
開設した “復興支援リンク『買おう!東北』」サイト”では現在200先を超える東北地域の
直販サイトがリンクされています。
★詳しくはこちら→ http://www.tokeiren-bc.jp/link/index.html
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター(担当:佐藤[電話022-397-9098])
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
バイヤー・メーカー・マッチングサイト「東北いいネット」の登録募集(登録料無料)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『東北いいネット』とは東北の新しい商材、選りすぐりの商材、パートナー仕入先を探して
いるバイヤー、調達担当者と東北7県のメーカーとの会員制マッチングサイトです。
メーカー、バイヤーともに登録料無料です。
★登録はこちらから→ http://www.tohoku-iinet.jp/
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター(担当:佐藤[電話022-397-9098])
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ビジネスプラットフォーム「eEXPO」の代行入力無料キャンペーン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東経連ビジネスセンターでは、製造業を中心とした200以上の業界を「見える化」した
WEB上のビジネスプラットフォームを構築致しました。サプライチェーンを分解した世界初の
システムを採用しており、基本的な機能(登録・閲覧)は無償で利用頂けます。
詳しくは、下記の連絡先までお問合せ下さい。
★登録はこちらから→ https://eexpo.jp/users/alternate
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター(担当:亀澤[電話022-397-9098])
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
買おう!東北「社販専用お買物サイト」 企業・団体コード登録募集
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
復興支援の一環として、復興庁宮城復興局の後援のもと、東北経済連合会、仙台経済
同友会、東北ニュービジネス協議会の3団体が協力して「被災地企業販路開拓支援共同体」
を立ち上げ、被災地商品の社内販売支援の実施をしています。
本サイトは、クローズドページのため、事前に企業・団体コード登録が必要になります。
登録方法は次の通りです。
(1)E-mailにて企業名、ご担当者名、部署、電話、メールアドレスを記載の上、登録
フォーマットをご請求下さい。
請求先:ヤマトホームコンビニエンス(株)
E-mail: y5219401@kuronekoyamato.co.jp
(2)ご担当者にメールにて登録フォーマットをご送付致します。
(3)登録フォーマットに企業情報をご記入の上、返信メールをお願い致します。
(4)登録完了後、ご担当者様にメールにて本サイト・ログインID・パスワードをご送付
致します。
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター(担当・佐藤[電話022-397-9098])
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◆イベント・情報
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【参加者募集】大崎市 創業フォーラム(11月9日開催)について
<創業支援窓口 おおさきコワーキングスペースalata>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
大崎で新たに起業にチャレンジしたい人を応援するフォーラムです。
特別講演では、モチベーションを上げる達人、あきない総合研究所 吉田雅先生による起業のお
はなし、そして町をあげて起業をしている取手市Match torideの取り組みについて
第2部では大崎地域の起業者を長きにわたり支援されている波多野卓司先生のご講演。地域の起
業者、支援についてお話頂きます。
ほか、大崎市で新たに起業する事例者の経験談、市の支援体制について、ご説明いたします。
創業希望者、既に創業している方、応援したい方、創業というキーワードに興味のある方
皆様のご参加をお待ちしております。
<開催概要>
名称:大崎市創業フォーラム ?起業という生き方-(11月9日開催)
日時:2016年11月9日 14時~17時
会場:大崎市役所 東庁舎 5階大会議室(大崎市古川七日町5-23)
参加料:無料
定員:先着100名(事前のお申込みが必要です)
内容:第一部:特別講演 「起業とはなんだ?~やってみるからすべては始まる~」
吉田雅紀氏(あきない総合研究所 代表取締役)
第二部:起業事例者体験談
講演 「大崎の起業と支援」
波多野卓司氏(経営コンサルティング波多野事務所)
http://www.alata-coworking.net/
申込先:おおさきコワーキングスペースalata
TEL 0229-25-3140 FAX0229-25-3141
申込締切:11月2日(水)17時必着
※フォーラム終了後、懇親会を予定しております。ぜひご参加ください。
<お問い合わせ先>
創業支援窓口 おおさきコワーキングスペースalata(担当:伊藤、中鉢)
0229-25-3140 alata_osaki@clock.ocn.ne.jp
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇平成28年度 研究開発助成金(第2回)公募開始 ~ (財)三菱UFJ技術育成財団 ~
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三菱UFJ技術育成財団は昭和58年の設立以来、技術指向型の中小企業の育成を通じて
我が国産業の発展並びに中小企業の経営高度化に貢献することを目的とした公益財団法人です。
当財団では、毎年、上記目的を達成する事業の一環として、新製品、新技術の研究開発に対する
助成事業を行っており、第2回公募を9月1日より10月31日まで行います。
また、当財団の助成金交付・債務保証を受けた中小企業の更なる成長をご支援するために株式保
有事業も行っております。
企業の成長に対応して、助成金交付に加え株主となることにより、従来以上に長期的にご支援し
てまいります。
皆様の新規性に富み、意欲的なプロジェクトでのご応募をお待ちしております。
【助成金】
■対象企業・プロジェクト
・新技術、新製品等の研究開発を行う、設立・創業後もしくは
新規事業進出後5年以内の中小企業または個人事業者。
・現在の技術水準から見て新規性のある機械、システム、製品等の開発で、
原則として、2年以内に事業化が可能なプロジェクト。
■助成金額
助成金として、次のいずれか少ないほうの金額を交付致します。
・1プロジェクトにつき3百万円以内。
・研究開発対象費用の1/2以下。
■公募期間
9月1日~10月31日
【株式保有】
■対象企業
・当財団の助成金交付・債務保証を過去に受けた中小企業
・当財団の助成金交付・債務保証を受けた際のプロジェクトによる新製品、新技術の開発
及び事業化により成長が見込める者。
■保有額
・1社につき5百万円以内。ただし、対象企業の議決権の過半数を超えない金額
■公募期間
・随時受け付けます
詳細はご参考URLをご参照下さい。
<ご参考URL> http://www.mutech.or.jp
◇
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助成金公募開始のご案内【三菱UFJ技術育成財団】
詳細URL http://www.mutech.or.jp/subsidy/
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三菱UFJ技術育成財団は、技術指向型中小企業育成のため、新製品・新事業
の研究開発に対する助成事業を行っています。この度、今年度第2回目の募集を開 始します。業
種は問いません。新規性に富み、意欲的なプロジェクトのご応募を
お待ちしております。
【公募期間】平成28年9月1日~10月31日
【公募要件】新技術、新製品の研究開発を行う、設立・創業後もしくは新規
事業進出後5年以内の中小企業または個人事業主。原則として
2年以内に事業化可能なプロジェクト。
【助成金額】上限300万円・研究開発費用の1/2以下
詳細はURLをご参照下さい。
http://www.mutech.or.jp/subsidy/
【問合せ先】公益財団法人 三菱UFJ技術育成財団 事務局
TEL: 03-5730-0338
E-Mail: info@mutech.or.jp
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・本メールマガジンは、当センターのセミナーに参加された方や、お世話になっている方々に
お送りいたしております。
・メールマガジンの配信を希望されない場合の停止、配信先の変更等は下記アドレスで
お願いいたします。
URL: http://www.tokeiren-bc.jp/servise/merumaga.html
<<<配信元>>>
東経連ビジネスセンター (一般社団法人 東北経済連合会内)
URL: http://www.tokeiren-bc.jp E-mail: info@tokeiren-bc.jp
TEL: 022-397-9098 FAX :022-262-7055
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東経連ビジネスセンターMAILING NEWS <2016/10/11 No130>
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東経連ビジネスセンターMAILING NEWSでは、当センターの活動や、支援対象企業に
関する情報をお届けします。
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◆連載講座
「ちっちゃいビジネス立上の勘所~ちっちゃいビジネス開業応援塾の事例から」
<第13回「Cafe開業に求めるものはなにか~起業したいと考える本当の理由~」>
Cafeという形態が世の中に登場し、喫茶店ともレストランとも違ったジャンルと認識されるこの
形態のお店を利用するお客様が増え、Cafeに憧れをもつ人が多くなってきました。「いつかCafe
を開きたい人のためのココロの準備セミナー」を開催したのは、2010年のこと。人気店のCafeに
伺い、店主の話を聞き、そのお店のこだわりのランチやスイーツをいただきながら、自分の心構
えをしっかりさせようというセミナーでした。
「Cafe」とは、もともとフランス語でコーヒーを意味する単語で、コーヒーを飲む場という意味
で使われていますが、単に飲食の場というよりも、会話を楽しんだり情報交換をしたりと、わい
わいとした交流の場というイメージが強いようです。そのためか、おいしい料理がつくれるから
Cafeをやりたいという方もいらっしゃいますが、人が集まる場所づくりをしたい、人の行き交う
交流拠点をつくりたいという理由でCafeという形態を目指す方もいらっしゃいます。マンション
などの集合住宅が増え、同じ地域に住む人々が交流する機会が減っていることに危惧している人
が多い証拠かもしれません。
塩釜にある「まちカフェ竹下園」は、図書館・病院・買物などに来た際に、気軽に立ち寄ってほ
しいと、本間知里さんが開店したお店です。病院にくるお年寄りの方が、診察が終わったあとに、
特にどこかに行くわけでもなくバスをじっと待っている姿をみて、なにか立ち寄り集まれる場所
があったらいいなと思ったそうです。本間さんは、「場をつくること」を優先して考え、開店を
決めました。おいしいコーヒーを淹れるべく勉強をしたこともあったそうですが、自分が力を入
れるのはソコではない、いかにおいしいものを提供するかよりも、いかに立ち寄って楽しく過ご
してもらうかに力を入れるべきと考えました。現在は、毎日のように何等かのワークショップを
開催しています。プリザーブドフラワーや和装小物をつくる会を開いたり、ママさんたちの情報
交換の場を開いたりしています。
震災後、多賀城にUターンをした松村正子さんが開いたのは、コミュニティカフェ&ガイドツアー
「タガの柵(タガノキ)」です。松村さんは、観光で地域を活性化したいと考え、多賀城を歩く
イベントやツアーを企画していました。イベントやツアーがなくても、多賀城のことを語り合え
る場所、多賀城を知ることができる場所があるとよいと、陸前山王の駅近くにこコミニュティカ
フェをつくりました。多賀城のコーヒー店から豆を仕入れて淹れるコーヒーや、多賀城の地域に
ゆかりのある伝説にちなんだ甘味を提供、多賀城ファンを増やすべく活動しています。
Cafeを「場」としてとらえて、起業・開店するケースが多くなり、地域活性につながる例も増え
てきました。Cafeがまちを元気にする手段になってきているようです。しかし、場づくりのため
に不動産を借りると賃料が発生し、固定費の負担が大きくなります。Cafeという飲食店での事業
モデルは、単価×客数での試算で商売として成り立つかどうかです。飲食メニューの単価が安価
な場合や、飲食に力を入れないという場合には、代わりに収入を得るための「何か」が必要とな
ります。
「場づくり」の事業モデルを考える方の中には、収入減についてのアイデアがあまりなく、やり
たい想いが先行するケースもあります。地域のために、ひとのために、とても良いことだと思わ
れることも、事業として継続していかなければ、役にたちません。「Cafe」を「場」としてとら
えるのであれば、「飲食」プラスαがなにかを考え、商品としていけるとよいのではないでしょ
うか。
まちカフェ竹下園 https://www.facebook.com/まちカフェ竹下園-1522372104656515/
タガの柵 http://taganoki.wixsite.com/home
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~講師の先生のご紹介~
稲葉雅子先生
(経歴)
稲葉雅子(株式会社ゆいネット/株式会社たびむすび 代表取締役)
1962年栃木県出身
大学卒業後、医療用コンピュータ販売会社に就職、インストラクター、営業、総務・人事などを
担当。仙台営業所開設時に仙台営業所長を拝命。2000年5月退職。
2000年9月有限会社ゆいネット(現・株式会社)を設立。
2011年6月株式会社たびむすびを設立。
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株式会社たびむすび
株式会社ゆいネット 稲葉 雅子
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仙台市青葉区花京院2-1-14花京院ビル12階
TEL:022-726-0341 FAX:022-726-0343
URL:株式会社ゆいネット http://www.55yui.net/
フリーマガジン アクタレイア http://www.actaleia.com/
まちなか情報特派員
株式会社たびむすび http://www.tabimusubi.co.jp
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◆東経連ビジネスセンターからのお知らせ
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シンガポールデザイナーとのコラボレーションによる東北地域の雑貨・工芸品の海外展開支援
(募集案内)
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東経連ビジネスセンターでは、シンガポール市場を対象に、雑貨・工芸品のテストマーケティン
グ事業を行います。シンガポール人デザイナー/エドウィン・ロウ氏とコラボレーションし、参
加各社の製品をシンガポール市場に向けてブラッシュアップ、1ヵ月間シンガポール中心部のセ
レクトショップSUPER MAMAにて試験販売致します。参加各社へは、そのマーケティング調査結果
をフィードバックするとともに、試験販売後の展開について、専門家がアドバイスを行います。
なお、当センターが商品をお預かりして全ての手続きを行うので、煩雑な輸出手続が不要です。
参加企業はシンガポールに行く必要が無く、また、ブラッシュアップ費用(シンガポールからの
デザイナー/専門家の渡航費用・相談費用)、輸出に係る費用、現地での場所代などを当セン
ターが負担します。企業側には、ブラッシュアップでサンプル等を作る直接費用、国内指定倉庫
への運賃、シンガポールで売れなかった時に日本へ返送する際の費用をご負担いただきます。
実際の販売は、来年5月を予定しており、それまでに、シンガポール流のデザインや現地の
マーケティングについて打ち合わせを重ね、専門家を交えながら、時間を掛けて製品のローカラ
イズや市場への理解を深めていただける内容となっております。ぜひ、多数のご応募をお待ちし
ております(応募締切:10月28日 採択にあたり書類選考、二次審査があります)
※下記URLから募集案内、参加要綱、申込書をダウンロードし、詳細をご確認ください!
(募集案内)http://www.tokeiren-bc.jp/sites/default/files/recruitment_sgp.pdf
(参加要綱)http://www.tokeiren-bc.jp/sites/default/files/guideline_sgp.pdf
(申込書)http://www.tokeiren-bc.jp/sites/default/files/entryblank_sgp.xls
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復興支援リンク「買おう!東北」サイトのご案内(登録料無料)
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「真の復興は東北の自律的な経済復興」との理念のもと、平成23年6月20日に
開設した “復興支援リンク『買おう!東北』」サイト”では現在200先を超える東北地域の
直販サイトがリンクされています。
★詳しくはこちら→ http://www.tokeiren-bc.jp/link/index.html
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター(担当:佐藤[電話022-397-9098])
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
バイヤー・メーカー・マッチングサイト「東北いいネット」の登録募集(登録料無料)
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『東北いいネット』とは東北の新しい商材、選りすぐりの商材、パートナー仕入先を探して
いるバイヤー、調達担当者と東北7県のメーカーとの会員制マッチングサイトです。
メーカー、バイヤーともに登録料無料です。
★登録はこちらから→ http://www.tohoku-iinet.jp/
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター(担当:佐藤[電話022-397-9098])
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ビジネスプラットフォーム「eEXPO」の代行入力無料キャンペーン
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東経連ビジネスセンターでは、製造業を中心とした200以上の業界を「見える化」した
WEB上のビジネスプラットフォームを構築致しました。サプライチェーンを分解した世界初の
システムを採用しており、基本的な機能(登録・閲覧)は無償で利用頂けます。
詳しくは、下記の連絡先までお問合せ下さい。
★登録はこちらから→ https://eexpo.jp/users/alternate
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター(担当:亀澤[電話022-397-9098])
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買おう!東北「社販専用お買物サイト」 企業・団体コード登録募集
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復興支援の一環として、復興庁宮城復興局の後援のもと、東北経済連合会、仙台経済
同友会、東北ニュービジネス協議会の3団体が協力して「被災地企業販路開拓支援共同体」
を立ち上げ、被災地商品の社内販売支援の実施をしています。
本サイトは、クローズドページのため、事前に企業・団体コード登録が必要になります。
登録方法は次の通りです。
(1)E-mailにて企業名、ご担当者名、部署、電話、メールアドレスを記載の上、登録
フォーマットをご請求下さい。
請求先:ヤマトホームコンビニエンス(株)
E-mail: y5219401@kuronekoyamato.co.jp
(2)ご担当者にメールにて登録フォーマットをご送付致します。
(3)登録フォーマットに企業情報をご記入の上、返信メールをお願い致します。
(4)登録完了後、ご担当者様にメールにて本サイト・ログインID・パスワードをご送付
致します。
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター(担当・佐藤[電話022-397-9098])
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◆イベント・情報
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【参加者募集】大崎市 創業フォーラム(11月9日開催)について
<創業支援窓口 おおさきコワーキングスペースalata>
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大崎で新たに起業にチャレンジしたい人を応援するフォーラムです。
特別講演では、モチベーションを上げる達人、あきない総合研究所 吉田雅先生による起業のお
はなし、そして町をあげて起業をしている取手市Match torideの取り組みについて
第2部では大崎地域の起業者を長きにわたり支援されている波多野卓司先生のご講演。地域の起
業者、支援についてお話頂きます。
ほか、大崎市で新たに起業する事例者の経験談、市の支援体制について、ご説明いたします。
創業希望者、既に創業している方、応援したい方、創業というキーワードに興味のある方
皆様のご参加をお待ちしております。
<開催概要>
名称:大崎市創業フォーラム ?起業という生き方-(11月9日開催)
日時:2016年11月9日 14時~17時
会場:大崎市役所 東庁舎 5階大会議室(大崎市古川七日町5-23)
参加料:無料
定員:先着100名(事前のお申込みが必要です)
内容:第一部:特別講演 「起業とはなんだ?~やってみるからすべては始まる~」
吉田雅紀氏(あきない総合研究所 代表取締役)
第二部:起業事例者体験談
講演 「大崎の起業と支援」
波多野卓司氏(経営コンサルティング波多野事務所)
http://www.alata-coworking.net/
申込先:おおさきコワーキングスペースalata
TEL 0229-25-3140 FAX0229-25-3141
申込締切:11月2日(水)17時必着
※フォーラム終了後、懇親会を予定しております。ぜひご参加ください。
<お問い合わせ先>
創業支援窓口 おおさきコワーキングスペースalata(担当:伊藤、中鉢)
0229-25-3140 alata_osaki@clock.ocn.ne.jp
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◇平成28年度 研究開発助成金(第2回)公募開始 ~ (財)三菱UFJ技術育成財団 ~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
三菱UFJ技術育成財団は昭和58年の設立以来、技術指向型の中小企業の育成を通じて
我が国産業の発展並びに中小企業の経営高度化に貢献することを目的とした公益財団法人です。
当財団では、毎年、上記目的を達成する事業の一環として、新製品、新技術の研究開発に対する
助成事業を行っており、第2回公募を9月1日より10月31日まで行います。
また、当財団の助成金交付・債務保証を受けた中小企業の更なる成長をご支援するために株式保
有事業も行っております。
企業の成長に対応して、助成金交付に加え株主となることにより、従来以上に長期的にご支援し
てまいります。
皆様の新規性に富み、意欲的なプロジェクトでのご応募をお待ちしております。
【助成金】
■対象企業・プロジェクト
・新技術、新製品等の研究開発を行う、設立・創業後もしくは
新規事業進出後5年以内の中小企業または個人事業者。
・現在の技術水準から見て新規性のある機械、システム、製品等の開発で、
原則として、2年以内に事業化が可能なプロジェクト。
■助成金額
助成金として、次のいずれか少ないほうの金額を交付致します。
・1プロジェクトにつき3百万円以内。
・研究開発対象費用の1/2以下。
■公募期間
9月1日~10月31日
【株式保有】
■対象企業
・当財団の助成金交付・債務保証を過去に受けた中小企業
・当財団の助成金交付・債務保証を受けた際のプロジェクトによる新製品、新技術の開発
及び事業化により成長が見込める者。
■保有額
・1社につき5百万円以内。ただし、対象企業の議決権の過半数を超えない金額
■公募期間
・随時受け付けます
詳細はご参考URLをご参照下さい。
<ご参考URL> http://www.mutech.or.jp
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助成金公募開始のご案内【三菱UFJ技術育成財団】
詳細URL http://www.mutech.or.jp/subsidy/
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三菱UFJ技術育成財団は、技術指向型中小企業育成のため、新製品・新事業
の研究開発に対する助成事業を行っています。この度、今年度第2回目の募集を開 始します。業
種は問いません。新規性に富み、意欲的なプロジェクトのご応募を
お待ちしております。
【公募期間】平成28年9月1日~10月31日
【公募要件】新技術、新製品の研究開発を行う、設立・創業後もしくは新規
事業進出後5年以内の中小企業または個人事業主。原則として
2年以内に事業化可能なプロジェクト。
【助成金額】上限300万円・研究開発費用の1/2以下
詳細はURLをご参照下さい。
http://www.mutech.or.jp/subsidy/
【問合せ先】公益財団法人 三菱UFJ技術育成財団 事務局
TEL: 03-5730-0338
E-Mail: info@mutech.or.jp
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・本メールマガジンは、当センターのセミナーに参加された方や、お世話になっている方々に
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東経連ビジネスセンター (一般社団法人 東北経済連合会内)
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