東経連ビジネスセンターMAILING NEWS<2016/10/25 No131>
2016/10/25 (Tue) 12:00
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東経連ビジネスセンターMAILING NEWS <2016/10/25 No131>
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東経連ビジネスセンターMAILING NEWSでは、当センターの活動や、支援対象企業に
関する情報をお届けします。
_/_/_/_/ 目 次 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
◆連載講座
「ちっちゃいビジネス立上の勘所~ちっちゃいビジネス開業応援塾の事例から」
<第14回「ライバル店や参考にしたいお店を見にいこう」>
自分ひとりで始めたときに、どれくらい売れるものなのか、またどれくらいに忙しくなるのか、
実際のところはよくわからないと、開業応援塾にこられる受講生に言われます。机上でプランを
立てていると、どうしても実感が湧いてきません。わかりやすい事例として、よく飲食店を取り
上げてお話しをします。
Cafeや飲食店を開きたいと考える方に、「実際に存在する店舗で、“参考にしたいお店”“ライ
バルになるお店”にはどんなところがありますか?」と質問します。どこにどんなお店があるか
わかっていても、なかなか足を運べず、ホームページを見て店舗情報を得ていることも多いよう
です。しかし、ぜひ、現地に行って見て体感していただきたいです。そして、数字として持ち帰
って参考にしましょう。
足を運んだときに「見る」ポイントは、以下の通りです。
席数:お店全体で何席あるのか、座席(椅子)を数えてみる
客層:何歳くらいのお客様が、何人いるか、また、何人連れで来ているか
メニュー:ランチの単価や、お薦めメニューの単価
滞在時間:多くのお客様は、何分くらい滞在しているのか
営業時間:何時から何時まで営業しているのか
できれば、1店舗あたり90分くらいの時間をとって滞在します。来店客が60分くらいはお店にい
るのか、ランチを食べ終えたらすぐに席を立つのか、おしゃべりを楽しみながら90分以上滞在し
ているのか、お客様の傾向を把握するためです。
例えば、椅子4席で1テーブルの構成で、4テーブルあるお店に行ったとしましょう。席数は16席
です。実際に来店しているお客様は、2人や3人の複数連れであったり、おひとりさまであったり。
16席の椅子があっても、16人が座っているわけではないでしょう。しかし、お店としては16人の
席が満席となることを前提に売上計画を立てているか、または最初から席の稼働率を80%などと
設定して計画を立てているかもしれません。
来店客は、どんなメニューをオーダーしているでしょうか。メニューをみて、店員さんに聞いて
みましょう。「この店のお薦めメニューはどれですか?」と。ぜひ、そのお薦めメニューをオー
ダーしてみてください。
90分くらい滞在していると、ほかのお客様の滞在時間がわかります。先に来ていたお客様が帰り
ます。もしかすると、自分よりも後から来たお客様が、先に席をたつかもしれません。60分くら
いが平均滞在時間かななどと、目安となる時間を把握しましょう。
お薦めメニューの単価、座席の埋まり具合、お客様の滞在時間、この3項目が把握できると、そ
のお店がどれくらいの売上をあげているのか、予測をすることができるようになります。例えば、
「1,000円の単価のランチを食べる2人連れできているお客様が、平均で1時間滞在をしているお
店が、11時から15時まで4時間営業している」という観察をしたとしましょう。
このような計算ができます。
お薦めのランチ単価1,000円×2人連れが多い×4テーブル×1時間の滞在×4時間の営業時間=32,
000円が1日の売上
お店を見渡して、もし自分がこのお店のオーナーだったなら、もし自分がカウンターの中で働い
ている立場だったなら、このお客様の数と、計算してみた売上の金額を、どのように感じるでし
ょうか。自分が参考にしたいお店やライバルになりそうなお店を、数字を以て観察することで、
模擬体験ができるといえます。ランチがおいしい、スイーツが人気といった味覚的なものだけで
なく、数字の観察をするために、いろいろなお店を見てまわりましょう。
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~講師の先生のご紹介~
稲葉雅子先生
(経歴)
稲葉雅子(株式会社ゆいネット/株式会社たびむすび 代表取締役)
1962年栃木県出身
大学卒業後、医療用コンピュータ販売会社に就職、インストラクター、営業、総務・人事などを
担当。仙台営業所開設時に仙台営業所長を拝命。2000年5月退職。
2000年9月有限会社ゆいネット(現・株式会社)を設立。
2011年6月株式会社たびむすびを設立。
-----------------------------------------
株式会社たびむすび
株式会社ゆいネット 稲葉 雅子
-----------------------------------------
仙台市青葉区花京院2-1-14花京院ビル12階
TEL:022-726-0341 FAX:022-726-0343
URL:株式会社ゆいネット http://www.55yui.net/
フリーマガジン アクタレイア http://www.actaleia.com/
まちなか情報特派員
株式会社たびむすび http://www.tabimusubi.co.jp
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◆東経連ビジネスセンターからのお知らせ
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シンガポールデザイナーとのコラボレーションによる東北地域の雑貨・工芸品の海外展開支援
(募集案内)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東経連ビジネスセンターでは、シンガポール市場を対象に、雑貨・工芸品のテストマーケティン
グ事業を行います。シンガポール人デザイナー/エドウィン・ロウ氏とコラボレーションし、参
加各社の製品をシンガポール市場に向けてブラッシュアップ、1ヵ月間シンガポール中心部のセ
レクトショップSUPER MAMAにて試験販売致します。参加各社へは、そのマーケティング調査結果
をフィードバックするとともに、試験販売後の展開について、専門家がアドバイスを行います。
なお、当センターが商品をお預かりして全ての手続きを行うので、煩雑な輸出手続が不要です。
参加企業はシンガポールに行く必要が無く、また、ブラッシュアップ費用(シンガポールからの
デザイナー/専門家の渡航費用・相談費用)、輸出に係る費用、現地での場所代などを当セン
ターが負担します。企業側には、ブラッシュアップでサンプル等を作る直接費用、国内指定倉庫
への運賃、シンガポールで売れなかった時に日本へ返送する際の費用をご負担いただきます。
実際の販売は、来年5月を予定しており、それまでに、シンガポール流のデザインや現地の
マーケティングについて打ち合わせを重ね、専門家を交えながら、時間を掛けて製品のローカラ
イズや市場への理解を深めていただける内容となっております。ぜひ、多数のご応募をお待ちし
ております(応募締切:10月28日 採択にあたり書類選考、二次審査があります)
※下記URLから募集案内、参加要綱、申込書をダウンロードし、詳細をご確認ください!
(募集案内)http://www.tokeiren-bc.jp/sites/default/files/recruitment_sgp.pdf
(参加要綱)http://www.tokeiren-bc.jp/sites/default/files/guideline_sgp.pdf
(申込書)http://www.tokeiren-bc.jp/sites/default/files/entryblank_sgp.xls
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
LCWS2016の開催について
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
12月5日(月)から9日(金)の日程で、リニアコライダーに係わる研究者が集う国際学会
「LCWS2016」が岩手県盛岡市で開催されます。
LCWSは、国際共同研究を推進するリニアコライダーコラボレーション(LCC)が主催し、
毎年、欧州、アジア、北米の持ち回りで開催されています。今年は、ILCの建設候補地である
岩手県が開催地で、世界各国から数百人規模の研究者が集い、ILCの実現に向け検討が進めら
れることとなります。
また、LCWSはILC実現に向けたこれまでの取組等を国内外に発信する重要な機会であるこ
とから、期間中の6日から8日には、国内企業の技術力の高さ等をPRするために企業展示会が
開催されることとなっています。
ILCの地域での受入体制の検討などを行っている東北ILC準備室としても、東北のポテン
シャルの高さについて情報発信することとしています。
地元の熱意を国内外に発信するためにも、また、トップレベルの研究者の熱意を肌で感じるため
にも、ぜひLCWSおよび企業展示会にご参加してみてはいかがでしょうか。
LCWSに関する詳細な情報については、以下よりご確認ください。
(国際学会への参加登録) http://lcws2016.sgk.iwate-u.ac.jp
(LCWSホームページ) http://lcws2016.sgk.iwate-u.ac.jp/index.html
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
復興支援リンク「買おう!東北」サイトのご案内(登録料無料)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「真の復興は東北の自律的な経済復興」との理念のもと、平成23年6月20日に
開設した “復興支援リンク『買おう!東北』」サイト”では現在200先を超える東北地域の
直販サイトがリンクされています。
★詳しくはこちら→ http://www.tokeiren-bc.jp/link/index.html
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター(担当:佐藤[電話022-397-9098])
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
バイヤー・メーカー・マッチングサイト「東北いいネット」の登録募集(登録料無料)
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『東北いいネット』とは東北の新しい商材、選りすぐりの商材、パートナー仕入先を探して
いるバイヤー、調達担当者と東北7県のメーカーとの会員制マッチングサイトです。
メーカー、バイヤーともに登録料無料です。
★登録はこちらから→ http://www.tohoku-iinet.jp/
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター(担当:佐藤[電話022-397-9098])
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ビジネスプラットフォーム「eEXPO」の代行入力無料キャンペーン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東経連ビジネスセンターでは、製造業を中心とした200以上の業界を「見える化」した
WEB上のビジネスプラットフォームを構築致しました。サプライチェーンを分解した世界初の
システムを採用しており、基本的な機能(登録・閲覧)は無償で利用頂けます。
詳しくは、下記の連絡先までお問合せ下さい。
★登録はこちらから→ https://eexpo.jp/users/alternate
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター(担当:亀澤[電話022-397-9098])
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
買おう!東北「社販専用お買物サイト」 企業・団体コード登録募集
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復興支援の一環として、復興庁宮城復興局の後援のもと、東北経済連合会、仙台経済
同友会、東北ニュービジネス協議会の3団体が協力して「被災地企業販路開拓支援共同体」
を立ち上げ、被災地商品の社内販売支援の実施をしています。
本サイトは、クローズドページのため、事前に企業・団体コード登録が必要になります。
登録方法は次の通りです。
(1)E-mailにて企業名、ご担当者名、部署、電話、メールアドレスを記載の上、登録
フォーマットをご請求下さい。
請求先:ヤマトホームコンビニエンス(株)
E-mail: y5219401@kuronekoyamato.co.jp
(2)ご担当者にメールにて登録フォーマットをご送付致します。
(3)登録フォーマットに企業情報をご記入の上、返信メールをお願い致します。
(4)登録完了後、ご担当者様にメールにて本サイト・ログインID・パスワードをご送付
致します。
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター(担当・佐藤[電話022-397-9098])
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◆イベント・情報
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【参加者募集】大崎市 創業フォーラム(11月9日開催)について
<創業支援窓口 おおさきコワーキングスペースalata>
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大崎で新たに起業にチャレンジしたい人を応援するフォーラムです。
特別講演では、モチベーションを上げる達人、あきない総合研究所 吉田雅先生による起業のお
はなし、そして町をあげて起業をしている取手市Match torideの取り組みについて
第2部では大崎地域の起業者を長きにわたり支援されている波多野卓司先生のご講演。地域の起
業者、支援についてお話頂きます。
ほか、大崎市で新たに起業する事例者の経験談、市の支援体制について、ご説明いたします。
創業希望者、既に創業している方、応援したい方、創業というキーワードに興味のある方
皆様のご参加をお待ちしております。
<開催概要>
名称:大崎市創業フォーラム ?起業という生き方-(11月9日開催)
日時:2016年11月9日 14時~17時
会場:大崎市役所 東庁舎 5階大会議室(大崎市古川七日町5-23)
参加料:無料
定員:先着100名(事前のお申込みが必要です)
内容:第一部:特別講演 「起業とはなんだ?~やってみるからすべては始まる~」
吉田雅紀氏(あきない総合研究所 代表取締役)
第二部:起業事例者体験談
講演 「大崎の起業と支援」
波多野卓司氏(経営コンサルティング波多野事務所)
http://www.alata-coworking.net/
申込先:おおさきコワーキングスペースalata
TEL 0229-25-3140 FAX0229-25-3141
申込締切:11月2日(水)17時必着
※フォーラム終了後、懇親会を予定しております。ぜひご参加ください。
<お問い合わせ先>
創業支援窓口 おおさきコワーキングスペースalata(担当:伊藤、中鉢)
0229-25-3140 alata_osaki@clock.ocn.ne.jp
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平成28年度 研究開発助成金(第2回)公募開始 ~ (財)三菱UFJ技術育成財団 ~
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三菱UFJ技術育成財団は昭和58年の設立以来、技術指向型の中小企業の育成を通じて
我が国産業の発展並びに中小企業の経営高度化に貢献することを目的とした公益財団法人です。
当財団では、毎年、上記目的を達成する事業の一環として、新製品、新技術の研究開発に対する
助成事業を行っており、第2回公募を9月1日より10月31日まで行います。
また、当財団の助成金交付・債務保証を受けた中小企業の更なる成長をご支援するために株式保
有事業も行っております。
企業の成長に対応して、助成金交付に加え株主となることにより、従来以上に長期的にご支援し
てまいります。
皆様の新規性に富み、意欲的なプロジェクトでのご応募をお待ちしております。
【助成金】
■対象企業・プロジェクト
・新技術、新製品等の研究開発を行う、設立・創業後もしくは
新規事業進出後5年以内の中小企業または個人事業者。
・現在の技術水準から見て新規性のある機械、システム、製品等の開発で、
原則として、2年以内に事業化が可能なプロジェクト。
■助成金額
助成金として、次のいずれか少ないほうの金額を交付致します。
・1プロジェクトにつき3百万円以内。
・研究開発対象費用の1/2以下。
■公募期間
9月1日~10月31日
【株式保有】
■対象企業
・当財団の助成金交付・債務保証を過去に受けた中小企業
・当財団の助成金交付・債務保証を受けた際のプロジェクトによる新製品、新技術の開発
及び事業化により成長が見込める者。
■保有額
・1社につき5百万円以内。ただし、対象企業の議決権の過半数を超えない金額
■公募期間
・随時受け付けます
詳細はご参考URLをご参照下さい。
<ご参考URL> http://www.mutech.or.jp
◇
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助成金公募開始のご案内【三菱UFJ技術育成財団】
詳細URL http://www.mutech.or.jp/subsidy/
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三菱UFJ技術育成財団は、技術指向型中小企業育成のため、新製品・新事業
の研究開発に対する助成事業を行っています。この度、今年度第2回目の募集を開 始します。業
種は問いません。新規性に富み、意欲的なプロジェクトのご応募を
お待ちしております。
【公募期間】平成28年9月1日~10月31日
【公募要件】新技術、新製品の研究開発を行う、設立・創業後もしくは新規
事業進出後5年以内の中小企業または個人事業主。原則として
2年以内に事業化可能なプロジェクト。
【助成金額】上限300万円・研究開発費用の1/2以下
詳細はURLをご参照下さい。
http://www.mutech.or.jp/subsidy/
【問合せ先】公益財団法人 三菱UFJ技術育成財団 事務局
TEL: 03-5730-0338
E-Mail: info@mutech.or.jp
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・本メールマガジンは、当センターのセミナーに参加された方や、お世話になっている方々に
お送りいたしております。
・メールマガジンの配信を希望されない場合の停止、配信先の変更等は下記アドレスで
お願いいたします。
URL: http://www.tokeiren-bc.jp/servise/merumaga.html
<<<配信元>>>
東経連ビジネスセンター (一般社団法人 東北経済連合会内)
URL: http://www.tokeiren-bc.jp E-mail: info@tokeiren-bc.jp
TEL: 022-397-9098 FAX :022-262-7055
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東経連ビジネスセンターMAILING NEWS <2016/10/25 No131>
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東経連ビジネスセンターMAILING NEWSでは、当センターの活動や、支援対象企業に
関する情報をお届けします。
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◆連載講座
「ちっちゃいビジネス立上の勘所~ちっちゃいビジネス開業応援塾の事例から」
<第14回「ライバル店や参考にしたいお店を見にいこう」>
自分ひとりで始めたときに、どれくらい売れるものなのか、またどれくらいに忙しくなるのか、
実際のところはよくわからないと、開業応援塾にこられる受講生に言われます。机上でプランを
立てていると、どうしても実感が湧いてきません。わかりやすい事例として、よく飲食店を取り
上げてお話しをします。
Cafeや飲食店を開きたいと考える方に、「実際に存在する店舗で、“参考にしたいお店”“ライ
バルになるお店”にはどんなところがありますか?」と質問します。どこにどんなお店があるか
わかっていても、なかなか足を運べず、ホームページを見て店舗情報を得ていることも多いよう
です。しかし、ぜひ、現地に行って見て体感していただきたいです。そして、数字として持ち帰
って参考にしましょう。
足を運んだときに「見る」ポイントは、以下の通りです。
席数:お店全体で何席あるのか、座席(椅子)を数えてみる
客層:何歳くらいのお客様が、何人いるか、また、何人連れで来ているか
メニュー:ランチの単価や、お薦めメニューの単価
滞在時間:多くのお客様は、何分くらい滞在しているのか
営業時間:何時から何時まで営業しているのか
できれば、1店舗あたり90分くらいの時間をとって滞在します。来店客が60分くらいはお店にい
るのか、ランチを食べ終えたらすぐに席を立つのか、おしゃべりを楽しみながら90分以上滞在し
ているのか、お客様の傾向を把握するためです。
例えば、椅子4席で1テーブルの構成で、4テーブルあるお店に行ったとしましょう。席数は16席
です。実際に来店しているお客様は、2人や3人の複数連れであったり、おひとりさまであったり。
16席の椅子があっても、16人が座っているわけではないでしょう。しかし、お店としては16人の
席が満席となることを前提に売上計画を立てているか、または最初から席の稼働率を80%などと
設定して計画を立てているかもしれません。
来店客は、どんなメニューをオーダーしているでしょうか。メニューをみて、店員さんに聞いて
みましょう。「この店のお薦めメニューはどれですか?」と。ぜひ、そのお薦めメニューをオー
ダーしてみてください。
90分くらい滞在していると、ほかのお客様の滞在時間がわかります。先に来ていたお客様が帰り
ます。もしかすると、自分よりも後から来たお客様が、先に席をたつかもしれません。60分くら
いが平均滞在時間かななどと、目安となる時間を把握しましょう。
お薦めメニューの単価、座席の埋まり具合、お客様の滞在時間、この3項目が把握できると、そ
のお店がどれくらいの売上をあげているのか、予測をすることができるようになります。例えば、
「1,000円の単価のランチを食べる2人連れできているお客様が、平均で1時間滞在をしているお
店が、11時から15時まで4時間営業している」という観察をしたとしましょう。
このような計算ができます。
お薦めのランチ単価1,000円×2人連れが多い×4テーブル×1時間の滞在×4時間の営業時間=32,
000円が1日の売上
お店を見渡して、もし自分がこのお店のオーナーだったなら、もし自分がカウンターの中で働い
ている立場だったなら、このお客様の数と、計算してみた売上の金額を、どのように感じるでし
ょうか。自分が参考にしたいお店やライバルになりそうなお店を、数字を以て観察することで、
模擬体験ができるといえます。ランチがおいしい、スイーツが人気といった味覚的なものだけで
なく、数字の観察をするために、いろいろなお店を見てまわりましょう。
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~講師の先生のご紹介~
稲葉雅子先生
(経歴)
稲葉雅子(株式会社ゆいネット/株式会社たびむすび 代表取締役)
1962年栃木県出身
大学卒業後、医療用コンピュータ販売会社に就職、インストラクター、営業、総務・人事などを
担当。仙台営業所開設時に仙台営業所長を拝命。2000年5月退職。
2000年9月有限会社ゆいネット(現・株式会社)を設立。
2011年6月株式会社たびむすびを設立。
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株式会社たびむすび
株式会社ゆいネット 稲葉 雅子
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仙台市青葉区花京院2-1-14花京院ビル12階
TEL:022-726-0341 FAX:022-726-0343
URL:株式会社ゆいネット http://www.55yui.net/
フリーマガジン アクタレイア http://www.actaleia.com/
まちなか情報特派員
株式会社たびむすび http://www.tabimusubi.co.jp
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◆東経連ビジネスセンターからのお知らせ
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シンガポールデザイナーとのコラボレーションによる東北地域の雑貨・工芸品の海外展開支援
(募集案内)
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東経連ビジネスセンターでは、シンガポール市場を対象に、雑貨・工芸品のテストマーケティン
グ事業を行います。シンガポール人デザイナー/エドウィン・ロウ氏とコラボレーションし、参
加各社の製品をシンガポール市場に向けてブラッシュアップ、1ヵ月間シンガポール中心部のセ
レクトショップSUPER MAMAにて試験販売致します。参加各社へは、そのマーケティング調査結果
をフィードバックするとともに、試験販売後の展開について、専門家がアドバイスを行います。
なお、当センターが商品をお預かりして全ての手続きを行うので、煩雑な輸出手続が不要です。
参加企業はシンガポールに行く必要が無く、また、ブラッシュアップ費用(シンガポールからの
デザイナー/専門家の渡航費用・相談費用)、輸出に係る費用、現地での場所代などを当セン
ターが負担します。企業側には、ブラッシュアップでサンプル等を作る直接費用、国内指定倉庫
への運賃、シンガポールで売れなかった時に日本へ返送する際の費用をご負担いただきます。
実際の販売は、来年5月を予定しており、それまでに、シンガポール流のデザインや現地の
マーケティングについて打ち合わせを重ね、専門家を交えながら、時間を掛けて製品のローカラ
イズや市場への理解を深めていただける内容となっております。ぜひ、多数のご応募をお待ちし
ております(応募締切:10月28日 採択にあたり書類選考、二次審査があります)
※下記URLから募集案内、参加要綱、申込書をダウンロードし、詳細をご確認ください!
(募集案内)http://www.tokeiren-bc.jp/sites/default/files/recruitment_sgp.pdf
(参加要綱)http://www.tokeiren-bc.jp/sites/default/files/guideline_sgp.pdf
(申込書)http://www.tokeiren-bc.jp/sites/default/files/entryblank_sgp.xls
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LCWS2016の開催について
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12月5日(月)から9日(金)の日程で、リニアコライダーに係わる研究者が集う国際学会
「LCWS2016」が岩手県盛岡市で開催されます。
LCWSは、国際共同研究を推進するリニアコライダーコラボレーション(LCC)が主催し、
毎年、欧州、アジア、北米の持ち回りで開催されています。今年は、ILCの建設候補地である
岩手県が開催地で、世界各国から数百人規模の研究者が集い、ILCの実現に向け検討が進めら
れることとなります。
また、LCWSはILC実現に向けたこれまでの取組等を国内外に発信する重要な機会であるこ
とから、期間中の6日から8日には、国内企業の技術力の高さ等をPRするために企業展示会が
開催されることとなっています。
ILCの地域での受入体制の検討などを行っている東北ILC準備室としても、東北のポテン
シャルの高さについて情報発信することとしています。
地元の熱意を国内外に発信するためにも、また、トップレベルの研究者の熱意を肌で感じるため
にも、ぜひLCWSおよび企業展示会にご参加してみてはいかがでしょうか。
LCWSに関する詳細な情報については、以下よりご確認ください。
(国際学会への参加登録) http://lcws2016.sgk.iwate-u.ac.jp
(LCWSホームページ) http://lcws2016.sgk.iwate-u.ac.jp/index.html
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復興支援リンク「買おう!東北」サイトのご案内(登録料無料)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「真の復興は東北の自律的な経済復興」との理念のもと、平成23年6月20日に
開設した “復興支援リンク『買おう!東北』」サイト”では現在200先を超える東北地域の
直販サイトがリンクされています。
★詳しくはこちら→ http://www.tokeiren-bc.jp/link/index.html
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター(担当:佐藤[電話022-397-9098])
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
バイヤー・メーカー・マッチングサイト「東北いいネット」の登録募集(登録料無料)
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『東北いいネット』とは東北の新しい商材、選りすぐりの商材、パートナー仕入先を探して
いるバイヤー、調達担当者と東北7県のメーカーとの会員制マッチングサイトです。
メーカー、バイヤーともに登録料無料です。
★登録はこちらから→ http://www.tohoku-iinet.jp/
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター(担当:佐藤[電話022-397-9098])
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ビジネスプラットフォーム「eEXPO」の代行入力無料キャンペーン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東経連ビジネスセンターでは、製造業を中心とした200以上の業界を「見える化」した
WEB上のビジネスプラットフォームを構築致しました。サプライチェーンを分解した世界初の
システムを採用しており、基本的な機能(登録・閲覧)は無償で利用頂けます。
詳しくは、下記の連絡先までお問合せ下さい。
★登録はこちらから→ https://eexpo.jp/users/alternate
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター(担当:亀澤[電話022-397-9098])
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買おう!東北「社販専用お買物サイト」 企業・団体コード登録募集
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
復興支援の一環として、復興庁宮城復興局の後援のもと、東北経済連合会、仙台経済
同友会、東北ニュービジネス協議会の3団体が協力して「被災地企業販路開拓支援共同体」
を立ち上げ、被災地商品の社内販売支援の実施をしています。
本サイトは、クローズドページのため、事前に企業・団体コード登録が必要になります。
登録方法は次の通りです。
(1)E-mailにて企業名、ご担当者名、部署、電話、メールアドレスを記載の上、登録
フォーマットをご請求下さい。
請求先:ヤマトホームコンビニエンス(株)
E-mail: y5219401@kuronekoyamato.co.jp
(2)ご担当者にメールにて登録フォーマットをご送付致します。
(3)登録フォーマットに企業情報をご記入の上、返信メールをお願い致します。
(4)登録完了後、ご担当者様にメールにて本サイト・ログインID・パスワードをご送付
致します。
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター(担当・佐藤[電話022-397-9098])
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◆イベント・情報
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【参加者募集】大崎市 創業フォーラム(11月9日開催)について
<創業支援窓口 おおさきコワーキングスペースalata>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
大崎で新たに起業にチャレンジしたい人を応援するフォーラムです。
特別講演では、モチベーションを上げる達人、あきない総合研究所 吉田雅先生による起業のお
はなし、そして町をあげて起業をしている取手市Match torideの取り組みについて
第2部では大崎地域の起業者を長きにわたり支援されている波多野卓司先生のご講演。地域の起
業者、支援についてお話頂きます。
ほか、大崎市で新たに起業する事例者の経験談、市の支援体制について、ご説明いたします。
創業希望者、既に創業している方、応援したい方、創業というキーワードに興味のある方
皆様のご参加をお待ちしております。
<開催概要>
名称:大崎市創業フォーラム ?起業という生き方-(11月9日開催)
日時:2016年11月9日 14時~17時
会場:大崎市役所 東庁舎 5階大会議室(大崎市古川七日町5-23)
参加料:無料
定員:先着100名(事前のお申込みが必要です)
内容:第一部:特別講演 「起業とはなんだ?~やってみるからすべては始まる~」
吉田雅紀氏(あきない総合研究所 代表取締役)
第二部:起業事例者体験談
講演 「大崎の起業と支援」
波多野卓司氏(経営コンサルティング波多野事務所)
http://www.alata-coworking.net/
申込先:おおさきコワーキングスペースalata
TEL 0229-25-3140 FAX0229-25-3141
申込締切:11月2日(水)17時必着
※フォーラム終了後、懇親会を予定しております。ぜひご参加ください。
<お問い合わせ先>
創業支援窓口 おおさきコワーキングスペースalata(担当:伊藤、中鉢)
0229-25-3140 alata_osaki@clock.ocn.ne.jp
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平成28年度 研究開発助成金(第2回)公募開始 ~ (財)三菱UFJ技術育成財団 ~
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三菱UFJ技術育成財団は昭和58年の設立以来、技術指向型の中小企業の育成を通じて
我が国産業の発展並びに中小企業の経営高度化に貢献することを目的とした公益財団法人です。
当財団では、毎年、上記目的を達成する事業の一環として、新製品、新技術の研究開発に対する
助成事業を行っており、第2回公募を9月1日より10月31日まで行います。
また、当財団の助成金交付・債務保証を受けた中小企業の更なる成長をご支援するために株式保
有事業も行っております。
企業の成長に対応して、助成金交付に加え株主となることにより、従来以上に長期的にご支援し
てまいります。
皆様の新規性に富み、意欲的なプロジェクトでのご応募をお待ちしております。
【助成金】
■対象企業・プロジェクト
・新技術、新製品等の研究開発を行う、設立・創業後もしくは
新規事業進出後5年以内の中小企業または個人事業者。
・現在の技術水準から見て新規性のある機械、システム、製品等の開発で、
原則として、2年以内に事業化が可能なプロジェクト。
■助成金額
助成金として、次のいずれか少ないほうの金額を交付致します。
・1プロジェクトにつき3百万円以内。
・研究開発対象費用の1/2以下。
■公募期間
9月1日~10月31日
【株式保有】
■対象企業
・当財団の助成金交付・債務保証を過去に受けた中小企業
・当財団の助成金交付・債務保証を受けた際のプロジェクトによる新製品、新技術の開発
及び事業化により成長が見込める者。
■保有額
・1社につき5百万円以内。ただし、対象企業の議決権の過半数を超えない金額
■公募期間
・随時受け付けます
詳細はご参考URLをご参照下さい。
<ご参考URL> http://www.mutech.or.jp
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助成金公募開始のご案内【三菱UFJ技術育成財団】
詳細URL http://www.mutech.or.jp/subsidy/
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三菱UFJ技術育成財団は、技術指向型中小企業育成のため、新製品・新事業
の研究開発に対する助成事業を行っています。この度、今年度第2回目の募集を開 始します。業
種は問いません。新規性に富み、意欲的なプロジェクトのご応募を
お待ちしております。
【公募期間】平成28年9月1日~10月31日
【公募要件】新技術、新製品の研究開発を行う、設立・創業後もしくは新規
事業進出後5年以内の中小企業または個人事業主。原則として
2年以内に事業化可能なプロジェクト。
【助成金額】上限300万円・研究開発費用の1/2以下
詳細はURLをご参照下さい。
http://www.mutech.or.jp/subsidy/
【問合せ先】公益財団法人 三菱UFJ技術育成財団 事務局
TEL: 03-5730-0338
E-Mail: info@mutech.or.jp
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