東経連ビジネスセンターMAILING NEWS<2016/12/13 No134>
2016/12/13 (Tue) 12:00
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東経連ビジネスセンターMAILING NEWS <2016/12/13 No134>
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東経連ビジネスセンターMAILING NEWSでは、当センターの活動や、支援対象企業に
関する情報をお届けします。
_/_/_/_/ 目 次 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
◆連載講座
「ちっちゃいビジネス立上の勘所～ちっちゃいビジネス開業応援塾の事例から」
＜第17回「事業計画作成に取組んでみる～何を売るのか、地域活性を商品に」＞
事業計画は、自分だけが理解できればよいものではなく、取引先や金融機関・社員など誰がみて
も理解できるように作成しなくてはなりません。自分の頭の中にあることを頭の中だけにいれて
おくと、素晴らしいプランができたようにも感じますが、他人にわかるように言葉にしてみるの
は、以外に難しいものです。
まず、「何をしたいのか」を「何を売るのか」に、変換しなくてはなりません。「地域を元気に
するイベント企画業をやりたい」と考えている女性がいます。婚活イベント・食にかかわるイベ
ント・まちあるきのイベントなど、様々なアイデアをもっていて、話しは尽きません。模造紙に
記載されたイベントのタイトルがどんどん増えていきます。
さて、そのイベントをどうやって実行するのか、誰からどのようにお金をいただいて運営するイ
ベントなのかと、ひとの流れとお金の流れを含めて図示しようしますが、なかなか筆が進みませ
ん。「こんなことをやったら楽しい」を考えることはできるのですが、その楽しさを誰に伝えて、
いくらで参加していただくのかというプランがまとまりません。
お菓子作りが得意な方が、焼菓子を作って販売するお店を始めたいという場合、材料の仕入れを
積み上げ支出を計算していくと、なんとなく販売金額が見えてきます。提供する「モノ」が目に
見える場合には、「丸型クッキー（大・直径5cm）1袋200グラム入り」など、大きさや量を数値
化して伝えることが可能です。
イベントなどのサービス提供の場合、数値化することが難しい場合があります。地域を元気にす
るイベントを企画する仕事をしたいという場合、「地域」はどこを指すのか、「元気に」は、ど
のような状態なのか、など明らかになっていないことが多々あります。
宮城県大崎市で「さとのわ」を主宰する鈴木美樹さんは、自身が体調を崩した際に訪れた鳴子温
泉の魅力にとりつかれ、移住しました。首都圏の人や、仕事に疲れた人に、温泉の良さを伝えた
い、鳴子の良さを伝えたい、湯治文化を伝えたい、それによって鳴子地域を元気にしたい、とい
う想いで様々なアイデアをだし、人を集めるイベントもやりたいと考えていました。
鈴木さんが着目をしたのは、鳴子の「自然」と「食」でした。自然環境の良い大崎で作られるお
いしい野菜、鳴子地域のお母さんたちの郷土料理の腕前とお話し、これらを組み合わせることで、
イベントになる、と。畑での作業をしたあとに、地元のお母さんから郷土料理を教えてもらう料
理教室を開催、作った料理は地元のお母さんと一緒に楽しく食べる。そのようなイベント「里山
ごはんを食べにいこう」を毎月コツコツと続けていくことで、少しずつファンが増えてきました。
鈴木さんの場合、
・地元の食をテーマにする
・イベント開催場所を、自身が元気にしたい場所に設定し、参加者には足を運んでもらう
・集合時間と解散時間を設定して、イベントの時間を明確にする
・料理教室にかかる費用を算出し、参加費に充当する
商品が曖昧だった「鳴子の良さを伝えたい」という「やりたいこと」が、「地域で開催する地元
食材の料理教室」という商品になってきました。
自身の「イベントを企画する力」を商品に置き換える場合、お客様に「イベント」がどのような
商品なのか伝える必要があります。様々な企画を立てられる人は、内容もポイントもテーマまで
様々となる場合も多く、それではなかなか伝わらない。「里山ごはんを食べに行こう」は、タイ
トルも内容も、伝えやすくわかりやすい商品でした。目に見えない商品を提供する場合には、イ
ベントをテーマごとに分けて整理したり、最初はテーマをひとつに絞ったりしたほうが、周知し
やすいこともあるようです。
参考： さとのわ http://www.satonowa.com/
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～講師の先生のご紹介～
稲葉雅子先生
（経歴）
稲葉雅子(株式会社ゆいネット／株式会社たびむすび 代表取締役)
1962年栃木県出身
大学卒業後、医療用コンピュータ販売会社に就職、インストラクター、営業、総務・人事などを
担当。仙台営業所開設時に仙台営業所長を拝命。2000年5月退職。
2000年9月有限会社ゆいネット（現・株式会社）を設立。
2011年6月株式会社たびむすびを設立。
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株式会社たびむすび
株式会社ゆいネット 稲葉 雅子
-----------------------------------------
仙台市青葉区花京院2-1-14花京院ビル12階
TEL：022-726-0341 FAX：022-726-0343
URL：株式会社ゆいネット http://www.55yui.net/
フリーマガジン アクタレイア http://www.actaleia.com/
まちなか情報特派員
株式会社たびむすび http://www.tabimusubi.co.jp
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◆東経連ビジネスセンターからのお知らせ
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
宮城県「支援事業説明会」の参加者募集について
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東経連ビジネスセンターは、平成２９年１月２４日（火）に宮城内の中小企業および支援団体
を対象に当センターの支援事業説明会を開催いたしますので、以下のとおりご案内いたします。
１．目的：支援事業の広報および支援候補企業の発掘を目的に県内で事業活動をしている企業様
や支援団体を対象に東経連ビジネスセンターの支援事業の説明会を開催
２．主催/後援(予定)：東経連ビジネスセンター／(株)七十七銀行、(株)仙台銀行、
仙台商工会議所、(公財)仙台市産業振興事業団、(一社)東北地区信用金庫協会、
(一社)東北ニュービジネス協議会、宮城県産業技術総合センター、(一社)みやぎ工業会、
(公財)みやぎ産業振興機構 (五十音順)
３．開催日：平成２９年１月２４日(火)
４．場所：仙台商工会議所７階大会議室(宮城県仙台市青葉区本町2-16-12)
５．定員：８０名（申込み先着順、入場料無料）
６．内容：
（１）マーケティング・セールス相談会(１３：００～１４：５０)《事前の希望者のみ》
支援事業説明会参加者の希望者を対象に当センター支援専門家と既存商品の販路開拓や新商品・
新技術に関するマーケティング戦略等の相談会を開催いたします。
（２）支援事業説明会（１５：００～１７：１０）《説明会受付は１４：３０より開始》
◆支援事業の概要 ～イノベーションによる新しい東北の創生に向けて～
東経連ビジネスセンター長 西山 英作
◆マーケティング・成長戦略支援事業 ～地域中小企業支援ケーススタディ～
ブレイン トラスト アンド カンパニー株式会社代表取締役 大志田 典明氏
有限会社福島路ビール代表取締役 吉田 重男氏
◆セールス・マッチング支援事業 ～売上・利益を拡大方法、販売戦略について～
株式会社ＣＤＧ代表取締役 大平 孝氏
株式会社大武・ルート工業常務取締役 太田 貴子氏
（３）名刺交換・交流会（１７：１０～１７：３０）
７．申込方法 ：お申込みはこちら
⇒http://tokeiren-bc.jp/sites/default/files/topics20161208.pdf
８．問い合わせ：東経連ビジネスセンター事務局 佐藤(Tel.０２２-３９７-６９８５)
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
復興支援リンク「買おう！東北」サイトのご案内（登録料無料）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「真の復興は東北の自律的な経済復興」との理念のもと、平成２３年６月２０日に
開設した “復興支援リンク『買おう！東北』」サイト”では現在２００先を超える東北地域の
直販サイトがリンクされています。
★詳しくはこちら→ http://www.tokeiren-bc.jp/link/index.html
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター（担当：佐藤[電話022-397-9098]）
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
バイヤー・メーカー・マッチングサイト「東北いいネット」の登録募集（登録料無料）
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『東北いいネット』とは東北の新しい商材、選りすぐりの商材、パートナー仕入先を探して
いるバイヤー、調達担当者と東北７県のメーカーとの会員制マッチングサイトです。
メーカー、バイヤーともに登録料無料です。
★登録はこちらから→ http://www.tohoku-iinet.jp/
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター（担当：佐藤[電話022-397-9098]）
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ビジネスプラットフォーム「eEXPO」の代行入力無料キャンペーン
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東経連ビジネスセンターでは、製造業を中心とした２００以上の業界を「見える化」した
WEB上のビジネスプラットフォームを構築致しました。サプライチェーンを分解した世界初の
システムを採用しており、基本的な機能（登録・閲覧）は無償で利用頂けます。
詳しくは、下記の連絡先までお問合せ下さい。
★登録はこちらから→ https://eexpo.jp/users/alternate
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター（担当：亀澤[電話022-397-9098]）
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
買おう！東北「社販専用お買物サイト」 企業・団体コード登録募集
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復興支援の一環として、復興庁宮城復興局の後援のもと、東北経済連合会、仙台経済
同友会、東北ニュービジネス協議会の３団体が協力して「被災地企業販路開拓支援共同体」
を立ち上げ、被災地商品の社内販売支援の実施をしています。
本サイトは、クローズドページのため、事前に企業・団体コード登録が必要になります。
登録方法は次の通りです。
(1)E-mailにて企業名、ご担当者名、部署、電話、メールアドレスを記載の上、登録
フォーマットをご請求下さい。
請求先：ヤマトホームコンビニエンス(株)
E-mail: y5219401@kuronekoyamato.co.jp
(2)ご担当者にメールにて登録フォーマットをご送付致します。
(3)登録フォーマットに企業情報をご記入の上、返信メールをお願い致します。
(4)登録完了後、ご担当者様にメールにて本サイト・ログインID・パスワードをご送付
致します。
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター（担当・佐藤[電話022-397-9098]）
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◆イベント・情報
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「オンリーワン企業－次世代産業技術マッチングフェスタ」の開催について
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東北圏の優れた技術を持つユニークな企業と産総研の技術シーズのマッチングを推進するため、
「オンリーワン企業－次世代産業技術マッチングフェスタ」が、以下のとおり開催されます。
参加ご希望の方は、以下申込・お問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。
■開催概要
≪日時≫
平成２９年１月１３日（金）１３：００～１９：００
≪場所≫
ＴＫＰガーデンシティ仙台 アエル２１Ｆ（仙台市青葉区中央１丁目３番１号）
≪プログラム≫
【１３：００～１４：５０ シンポジウム】
〇産総研の企業連携メソッド 理事 瀬戸 政宏
○東北活性化研究センターの紹介 専務理事 渡辺 泰宏
○産総研マッチングシーズの紹介 領域イノベーションコーディネータ等
【１５：００～１７：２０ ポスターセッション】
○産総研シーズ、東北活性化研究センター紹介、東北６県公設試シーズ
【１７：３０～１９：００ 交流会】
≪主催≫
国立研究開発法人 産業技術総合研究所東北センター
公益財団法人 東北活性化研究センター
≪申込・お問い合わせ先≫
国立研究開発法人産業技術総合研究所東北センター
オンリーワン企業－次世代産業技術マッチングフェスタ（オンリーワンフェスタ）
事務局
E-mail： only-one-ml@aist.go.jp
FAX ： 022-231-1263
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ものづくりイノベーションセミナー～IoTとものづくり～」の開催について
主催：経済産業省東北経済産業局
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人口減少やIoT等の進展を背景に、あらゆる産業が急速に変革を遂げようとしており次世代を担
う企業経営者や大学等の研究者、自治体、支援機関、研究機関、金融機関等の地域の多様な主体
が、地域や業際、市場等の垣根を越えて連携していくことがますます重要になっています。
本セミナーは、IoTの到来を見据え、オープンイノベーションの戦略的取組みや変革の動向、次
世代を担う若手研究者や企業の取組紹介を通じて、東北地域の多様な主体の皆様の連携を広めて、
イノベーションによる成長の実現に繋ぐことを目的として開催致します。
＜開催概要＞
日時：2016年12月20日 13：30～16：30（12：45～受付開始）
（16：30～17：00名刺交換会）
会場：TKPガーデンシティPREMIUM仙台東口 ホール10B
内容：
(1)基調講演：「IoTに求められる革新的エレクトロニクス技術」
(2)課題報告：「IoTの到来で何が起きるか、何ができるか」
(3)事例発表：「イノベーションに挑む！大学研究者と企業の取組」
・ロボティクス分野
・マテリアル分野
・ものづくり分野
申込先：(株)インテリジェント・コスモス研究機構
担当：嶺岸(みねぎし)、舘山(たてやま)
〒989-3204宮城県仙台市青葉区南良成6-6-3
電話：022-343-0481
E-mail：k-minegishi@icr-eq.co.jp
Tateyama@icr-eq.co.jp
(1)会社・団体名 (2)所属・役職 (3)氏名 を記入しメールにてお申し込みください。
申込締切：2016年12月16日(金)
★HPをご覧ください。http://san-cluster.icr-eq.co.jp/
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【助成金のご案内】「ふくしま産業応援ファンド事業」
「ふくしま農商工連携ファンド事業」平成２８年度第２回公募の開始について
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（公財）福島県産業振興センターでは、県内の農林漁業者や中小企業者等の皆様が、商
品開発・技術開発・販路開拓等の取組みを行うに当たって、その経費の一部を助成する
「ふくしま産業応援ファンド事業」及び「ふくしま農商工連携ファンド事業」を実施して
おり、このたび、平成２８年度第２回公募を、以下のとおり実施いたします。
公募開始に先立ち、県内４方部で公募説明会を開催いたしますので、お申し込みの上、
ぜひご参加ください。
■ 平成２８年度第２回公募期間
平成２９年１月４日（水）から平成２９年１月３１日（火）まで （必着）
※ 平成２９年４月１日から開始（事業着手）する事業が対象となります。
■ 公募説明会
いずれも開始時刻は１３：３０からとなります（事前申込制）。
・平成２８年１２月１５日（木） コラッセふくしま５Ｆ（福島市） 小研修室
・平成２８年１２月１９日（月） 福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター
（会津若松市） 多目的ホール
・平成２８年１２月２０日（火） いわき市社会福祉センター５Ｆ（いわき市）第１会議室
・平成２８年１２月２１日（水） 福島県ハイテクプラザ（郡山市） 多目的ホール
※ 説明会の申込書は、こちらをご覧ください。
http://www.utsukushima.net/fund/h28/2fundsetumeikai.pdf
事業内容について、詳しくはこちらをご覧ください
ふくしま産業応援ファンド事業
http://www.utsukushima.net/fund/ouen.htm
ふくしま農商工連携ファンド事業
http://www.utsukushima.net/fund/noushoukou.htm
お申し込み・お問い合わせ先
公益財団法人福島県産業振興センター 企業支援部 経営支援課
〒９６０－８０５３ 福島市三河南町１－２０（コラッセふくしま２Ｆ）
TEL：０２４－５２５－４０３５ FAX：０２４－５２５－４０３６
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・本メールマガジンは、当センターのセミナーに参加された方や、お世話になっている方々に
お送りいたしております。
・メールマガジンの配信を希望されない場合の停止、配信先の変更等は下記アドレスで
お願いいたします。
URL： http://www.tokeiren-bc.jp/servise/merumaga.html
<<<配信元>>>
東経連ビジネスセンター （一般社団法人 東北経済連合会内）
URL: http://www.tokeiren-bc.jp E-mail: info@tokeiren-bc.jp
TEL: 022-397-9098 FAX :022-262-7055
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東経連ビジネスセンターMAILING NEWS <2016/12/13 No134>
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東経連ビジネスセンターMAILING NEWSでは、当センターの活動や、支援対象企業に
関する情報をお届けします。
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◆連載講座
「ちっちゃいビジネス立上の勘所～ちっちゃいビジネス開業応援塾の事例から」
＜第17回「事業計画作成に取組んでみる～何を売るのか、地域活性を商品に」＞
事業計画は、自分だけが理解できればよいものではなく、取引先や金融機関・社員など誰がみて
も理解できるように作成しなくてはなりません。自分の頭の中にあることを頭の中だけにいれて
おくと、素晴らしいプランができたようにも感じますが、他人にわかるように言葉にしてみるの
は、以外に難しいものです。
まず、「何をしたいのか」を「何を売るのか」に、変換しなくてはなりません。「地域を元気に
するイベント企画業をやりたい」と考えている女性がいます。婚活イベント・食にかかわるイベ
ント・まちあるきのイベントなど、様々なアイデアをもっていて、話しは尽きません。模造紙に
記載されたイベントのタイトルがどんどん増えていきます。
さて、そのイベントをどうやって実行するのか、誰からどのようにお金をいただいて運営するイ
ベントなのかと、ひとの流れとお金の流れを含めて図示しようしますが、なかなか筆が進みませ
ん。「こんなことをやったら楽しい」を考えることはできるのですが、その楽しさを誰に伝えて、
いくらで参加していただくのかというプランがまとまりません。
お菓子作りが得意な方が、焼菓子を作って販売するお店を始めたいという場合、材料の仕入れを
積み上げ支出を計算していくと、なんとなく販売金額が見えてきます。提供する「モノ」が目に
見える場合には、「丸型クッキー（大・直径5cm）1袋200グラム入り」など、大きさや量を数値
化して伝えることが可能です。
イベントなどのサービス提供の場合、数値化することが難しい場合があります。地域を元気にす
るイベントを企画する仕事をしたいという場合、「地域」はどこを指すのか、「元気に」は、ど
のような状態なのか、など明らかになっていないことが多々あります。
宮城県大崎市で「さとのわ」を主宰する鈴木美樹さんは、自身が体調を崩した際に訪れた鳴子温
泉の魅力にとりつかれ、移住しました。首都圏の人や、仕事に疲れた人に、温泉の良さを伝えた
い、鳴子の良さを伝えたい、湯治文化を伝えたい、それによって鳴子地域を元気にしたい、とい
う想いで様々なアイデアをだし、人を集めるイベントもやりたいと考えていました。
鈴木さんが着目をしたのは、鳴子の「自然」と「食」でした。自然環境の良い大崎で作られるお
いしい野菜、鳴子地域のお母さんたちの郷土料理の腕前とお話し、これらを組み合わせることで、
イベントになる、と。畑での作業をしたあとに、地元のお母さんから郷土料理を教えてもらう料
理教室を開催、作った料理は地元のお母さんと一緒に楽しく食べる。そのようなイベント「里山
ごはんを食べにいこう」を毎月コツコツと続けていくことで、少しずつファンが増えてきました。
鈴木さんの場合、
・地元の食をテーマにする
・イベント開催場所を、自身が元気にしたい場所に設定し、参加者には足を運んでもらう
・集合時間と解散時間を設定して、イベントの時間を明確にする
・料理教室にかかる費用を算出し、参加費に充当する
商品が曖昧だった「鳴子の良さを伝えたい」という「やりたいこと」が、「地域で開催する地元
食材の料理教室」という商品になってきました。
自身の「イベントを企画する力」を商品に置き換える場合、お客様に「イベント」がどのような
商品なのか伝える必要があります。様々な企画を立てられる人は、内容もポイントもテーマまで
様々となる場合も多く、それではなかなか伝わらない。「里山ごはんを食べに行こう」は、タイ
トルも内容も、伝えやすくわかりやすい商品でした。目に見えない商品を提供する場合には、イ
ベントをテーマごとに分けて整理したり、最初はテーマをひとつに絞ったりしたほうが、周知し
やすいこともあるようです。
参考： さとのわ http://www.satonowa.com/
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～講師の先生のご紹介～
稲葉雅子先生
（経歴）
稲葉雅子(株式会社ゆいネット／株式会社たびむすび 代表取締役)
1962年栃木県出身
大学卒業後、医療用コンピュータ販売会社に就職、インストラクター、営業、総務・人事などを
担当。仙台営業所開設時に仙台営業所長を拝命。2000年5月退職。
2000年9月有限会社ゆいネット（現・株式会社）を設立。
2011年6月株式会社たびむすびを設立。
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株式会社たびむすび
株式会社ゆいネット 稲葉 雅子
-----------------------------------------
仙台市青葉区花京院2-1-14花京院ビル12階
TEL：022-726-0341 FAX：022-726-0343
URL：株式会社ゆいネット http://www.55yui.net/
フリーマガジン アクタレイア http://www.actaleia.com/
まちなか情報特派員
株式会社たびむすび http://www.tabimusubi.co.jp
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◆東経連ビジネスセンターからのお知らせ
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
宮城県「支援事業説明会」の参加者募集について
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東経連ビジネスセンターは、平成２９年１月２４日（火）に宮城内の中小企業および支援団体
を対象に当センターの支援事業説明会を開催いたしますので、以下のとおりご案内いたします。
１．目的：支援事業の広報および支援候補企業の発掘を目的に県内で事業活動をしている企業様
や支援団体を対象に東経連ビジネスセンターの支援事業の説明会を開催
２．主催/後援(予定)：東経連ビジネスセンター／(株)七十七銀行、(株)仙台銀行、
仙台商工会議所、(公財)仙台市産業振興事業団、(一社)東北地区信用金庫協会、
(一社)東北ニュービジネス協議会、宮城県産業技術総合センター、(一社)みやぎ工業会、
(公財)みやぎ産業振興機構 (五十音順)
３．開催日：平成２９年１月２４日(火)
４．場所：仙台商工会議所７階大会議室(宮城県仙台市青葉区本町2-16-12)
５．定員：８０名（申込み先着順、入場料無料）
６．内容：
（１）マーケティング・セールス相談会(１３：００～１４：５０)《事前の希望者のみ》
支援事業説明会参加者の希望者を対象に当センター支援専門家と既存商品の販路開拓や新商品・
新技術に関するマーケティング戦略等の相談会を開催いたします。
（２）支援事業説明会（１５：００～１７：１０）《説明会受付は１４：３０より開始》
◆支援事業の概要 ～イノベーションによる新しい東北の創生に向けて～
東経連ビジネスセンター長 西山 英作
◆マーケティング・成長戦略支援事業 ～地域中小企業支援ケーススタディ～
ブレイン トラスト アンド カンパニー株式会社代表取締役 大志田 典明氏
有限会社福島路ビール代表取締役 吉田 重男氏
◆セールス・マッチング支援事業 ～売上・利益を拡大方法、販売戦略について～
株式会社ＣＤＧ代表取締役 大平 孝氏
株式会社大武・ルート工業常務取締役 太田 貴子氏
（３）名刺交換・交流会（１７：１０～１７：３０）
７．申込方法 ：お申込みはこちら
⇒http://tokeiren-bc.jp/sites/default/files/topics20161208.pdf
８．問い合わせ：東経連ビジネスセンター事務局 佐藤(Tel.０２２-３９７-６９８５)
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復興支援リンク「買おう！東北」サイトのご案内（登録料無料）
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「真の復興は東北の自律的な経済復興」との理念のもと、平成２３年６月２０日に
開設した “復興支援リンク『買おう！東北』」サイト”では現在２００先を超える東北地域の
直販サイトがリンクされています。
★詳しくはこちら→ http://www.tokeiren-bc.jp/link/index.html
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター（担当：佐藤[電話022-397-9098]）
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バイヤー・メーカー・マッチングサイト「東北いいネット」の登録募集（登録料無料）
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『東北いいネット』とは東北の新しい商材、選りすぐりの商材、パートナー仕入先を探して
いるバイヤー、調達担当者と東北７県のメーカーとの会員制マッチングサイトです。
メーカー、バイヤーともに登録料無料です。
★登録はこちらから→ http://www.tohoku-iinet.jp/
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター（担当：佐藤[電話022-397-9098]）
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ビジネスプラットフォーム「eEXPO」の代行入力無料キャンペーン
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東経連ビジネスセンターでは、製造業を中心とした２００以上の業界を「見える化」した
WEB上のビジネスプラットフォームを構築致しました。サプライチェーンを分解した世界初の
システムを採用しており、基本的な機能（登録・閲覧）は無償で利用頂けます。
詳しくは、下記の連絡先までお問合せ下さい。
★登録はこちらから→ https://eexpo.jp/users/alternate
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター（担当：亀澤[電話022-397-9098]）
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買おう！東北「社販専用お買物サイト」 企業・団体コード登録募集
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復興支援の一環として、復興庁宮城復興局の後援のもと、東北経済連合会、仙台経済
同友会、東北ニュービジネス協議会の３団体が協力して「被災地企業販路開拓支援共同体」
を立ち上げ、被災地商品の社内販売支援の実施をしています。
本サイトは、クローズドページのため、事前に企業・団体コード登録が必要になります。
登録方法は次の通りです。
(1)E-mailにて企業名、ご担当者名、部署、電話、メールアドレスを記載の上、登録
フォーマットをご請求下さい。
請求先：ヤマトホームコンビニエンス(株)
E-mail: y5219401@kuronekoyamato.co.jp
(2)ご担当者にメールにて登録フォーマットをご送付致します。
(3)登録フォーマットに企業情報をご記入の上、返信メールをお願い致します。
(4)登録完了後、ご担当者様にメールにて本サイト・ログインID・パスワードをご送付
致します。
【お問合せ先】東経連ビジネスセンター（担当・佐藤[電話022-397-9098]）
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◆イベント・情報
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「オンリーワン企業－次世代産業技術マッチングフェスタ」の開催について
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東北圏の優れた技術を持つユニークな企業と産総研の技術シーズのマッチングを推進するため、
「オンリーワン企業－次世代産業技術マッチングフェスタ」が、以下のとおり開催されます。
参加ご希望の方は、以下申込・お問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。
■開催概要
≪日時≫
平成２９年１月１３日（金）１３：００～１９：００
≪場所≫
ＴＫＰガーデンシティ仙台 アエル２１Ｆ（仙台市青葉区中央１丁目３番１号）
≪プログラム≫
【１３：００～１４：５０ シンポジウム】
〇産総研の企業連携メソッド 理事 瀬戸 政宏
○東北活性化研究センターの紹介 専務理事 渡辺 泰宏
○産総研マッチングシーズの紹介 領域イノベーションコーディネータ等
【１５：００～１７：２０ ポスターセッション】
○産総研シーズ、東北活性化研究センター紹介、東北６県公設試シーズ
【１７：３０～１９：００ 交流会】
≪主催≫
国立研究開発法人 産業技術総合研究所東北センター
公益財団法人 東北活性化研究センター
≪申込・お問い合わせ先≫
国立研究開発法人産業技術総合研究所東北センター
オンリーワン企業－次世代産業技術マッチングフェスタ（オンリーワンフェスタ）
事務局
E-mail： only-one-ml@aist.go.jp
FAX ： 022-231-1263
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ものづくりイノベーションセミナー～IoTとものづくり～」の開催について
主催：経済産業省東北経済産業局
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人口減少やIoT等の進展を背景に、あらゆる産業が急速に変革を遂げようとしており次世代を担
う企業経営者や大学等の研究者、自治体、支援機関、研究機関、金融機関等の地域の多様な主体
が、地域や業際、市場等の垣根を越えて連携していくことがますます重要になっています。
本セミナーは、IoTの到来を見据え、オープンイノベーションの戦略的取組みや変革の動向、次
世代を担う若手研究者や企業の取組紹介を通じて、東北地域の多様な主体の皆様の連携を広めて、
イノベーションによる成長の実現に繋ぐことを目的として開催致します。
＜開催概要＞
日時：2016年12月20日 13：30～16：30（12：45～受付開始）
（16：30～17：00名刺交換会）
会場：TKPガーデンシティPREMIUM仙台東口 ホール10B
内容：
(1)基調講演：「IoTに求められる革新的エレクトロニクス技術」
(2)課題報告：「IoTの到来で何が起きるか、何ができるか」
(3)事例発表：「イノベーションに挑む！大学研究者と企業の取組」
・ロボティクス分野
・マテリアル分野
・ものづくり分野
申込先：(株)インテリジェント・コスモス研究機構
担当：嶺岸(みねぎし)、舘山(たてやま)
〒989-3204宮城県仙台市青葉区南良成6-6-3
電話：022-343-0481
E-mail：k-minegishi@icr-eq.co.jp
Tateyama@icr-eq.co.jp
(1)会社・団体名 (2)所属・役職 (3)氏名 を記入しメールにてお申し込みください。
申込締切：2016年12月16日(金)
★HPをご覧ください。http://san-cluster.icr-eq.co.jp/
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【助成金のご案内】「ふくしま産業応援ファンド事業」
「ふくしま農商工連携ファンド事業」平成２８年度第２回公募の開始について
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（公財）福島県産業振興センターでは、県内の農林漁業者や中小企業者等の皆様が、商
品開発・技術開発・販路開拓等の取組みを行うに当たって、その経費の一部を助成する
「ふくしま産業応援ファンド事業」及び「ふくしま農商工連携ファンド事業」を実施して
おり、このたび、平成２８年度第２回公募を、以下のとおり実施いたします。
公募開始に先立ち、県内４方部で公募説明会を開催いたしますので、お申し込みの上、
ぜひご参加ください。
■ 平成２８年度第２回公募期間
平成２９年１月４日（水）から平成２９年１月３１日（火）まで （必着）
※ 平成２９年４月１日から開始（事業着手）する事業が対象となります。
■ 公募説明会
いずれも開始時刻は１３：３０からとなります（事前申込制）。
・平成２８年１２月１５日（木） コラッセふくしま５Ｆ（福島市） 小研修室
・平成２８年１２月１９日（月） 福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター
（会津若松市） 多目的ホール
・平成２８年１２月２０日（火） いわき市社会福祉センター５Ｆ（いわき市）第１会議室
・平成２８年１２月２１日（水） 福島県ハイテクプラザ（郡山市） 多目的ホール
※ 説明会の申込書は、こちらをご覧ください。
http://www.utsukushima.net/fund/h28/2fundsetumeikai.pdf
事業内容について、詳しくはこちらをご覧ください
ふくしま産業応援ファンド事業
http://www.utsukushima.net/fund/ouen.htm
ふくしま農商工連携ファンド事業
http://www.utsukushima.net/fund/noushoukou.htm
お申し込み・お問い合わせ先
公益財団法人福島県産業振興センター 企業支援部 経営支援課
〒９６０－８０５３ 福島市三河南町１－２０（コラッセふくしま２Ｆ）
TEL：０２４－５２５－４０３５ FAX：０２４－５２５－４０３６
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・本メールマガジンは、当センターのセミナーに参加された方や、お世話になっている方々に
お送りいたしております。
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お願いいたします。
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TEL: 022-397-9098 FAX :022-262-7055
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