Kotto Law メールマガジン(第76号)
2016/05/26 (Thu) 12:00
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■□ 骨董通り法律事務所 Kotto Law メールマガジン □■
■□ 第76号 □■ 2016.5.26 http://www.kottolaw.com
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五月晴れの気持ちのいいお天気が続いていますが、巷では自動車メーカーの偽装、
都知事の政治資金問題などの汚点が続いています、という微妙な、というより
わかりにくいダジャレも言いたくなります。
この季節に相応しい爽やかなニュースがないものかと新聞を開く今日この頃ですが、
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。メルマガ第76号をお届けいたします。
□INDEX□
1.講演・出演等のご案内
2.執筆記事・著書等のご案内
3.当事務所のサポート作品のご紹介
4.2016夏のインターン(ロースクール在学生・本年3月卒業生)を募集します
5.リレー連載: 第99回【出張編】
(INTERNET Watch 「人名・グループ名を作品タイトルに使ってはいけない?
~水曜日のカンパネラ『ヒカシュー』騒動と疑似著作権~」 福井健策)
6.リレー連載: 第100回
(「『フランク三浦』に誘われて
- パロディ商標の世界を概観する」 唐津真美)
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■ 1.講演・出演等のご案内
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(1) 2016年5月11日 福井健策が、慶應大学日吉キャンパスにおいて、
「情報の教養学:パクリ炎上とウェブ世論」と題する講演を行いました(一般公開)。
( http://ice.lib-arts.hc.keio.ac.jp/ )
(2) 2016年5月26日 福井健策が、フジテレビ「ノンストップ!」において、
花柳流裁判判決について解説しました。
(3) 2016年5月31日 及び 6月7日 福井健策が、立教大学社会学部において、
「音楽・メディア・著作権」と題する連続講義を行います(学生対象)。
(4) 2016年6月3日 アーカイブサミット2016において、福井健策・中川隆太郎が
基調報告・パネル司会などをつとめます(一般公開)。
( http://archivesj.net/?page_id=745 )
(5) 2016年6月6日 福井健策が、自身の対談が収録された講演録の
発刊記念イベントに、ゲスト出演します。
( http://bookandbeer.com/event/20160606_bt/ )
(6) 2016年6月21日 福井健策が、大分県Iichiko総合文化センターにおいて、
「作品と関係者を守る著作権の必須知識」と題する講演を行います
(全国公立文化施設協会主催・会員対象)。
(7) 2016年6月28日 福井健策が、国際大学Glocomにおいて、
ネット炎上の社会リスクをテーマとしたシンポジウムにパネラーとして
登壇いたします(一般公開。詳細続報)。
(8) 2016年7月1日 福井健策が、コンテンツ東京2016において、
「著作権炎上とウェブ世論」と題する講演を行います(一般公開)。
( http://www.production-expo.jp/Conference_Event/seminar-event02/#pd-5 )
(9) 2016年7月5日 福井健策が、CRIC主催「関東地区著作権ビジネス講座」
に登壇し、「プラットフォームをめぐる交渉・契約・著作権の諸課題」
と題する講演を行います(一般公開)。
( http://www.cric.or.jp/seminar/doc/h28business-tokyo.pdf.pdf )
(10) 2016年7月6日 福井健策が、地域創造主催「ステージラボ上田セッション」
において、全コース共通セミナーに登壇します。
(11) 2016年7月7日 福井健策が、第3回ライブ&イベント産業展において、
「チケット論!その法知識と動向」と題する講演を行います(一般公開)。
( http://www.live-event.jp/seminar-event/Conference_Event03/ )
(12) 2016年7月15日 福井健策と小林利明が、日本楽譜出版協会において、
著作権の最新動向に関する連続講演を行います(会員対象。詳細続報)。
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■ 2.執筆記事・著書等のご案内
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(1) 2016年5月1日 『情報管理』5月号において、福井健策のINFOPRO2015での
特別講演「ウェブ世論と著作権の新たなリスク」が採録されています。
( https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/59/2/59_75/_article/-char/ja/ )
(2) 2016年5月1日 『美容の経営プラン』2016年6月号が発売されました。
別冊付録「美容室経営者のための法律手帖」第6章(権利・その他)を
唐津真美が監修しました。
( http://www.j-mode.co.jp/plan/?eid=907 )
(3) 2016年5月21日 発行の『ビジネス法務』7月号に、唐津真美の連載
「ビジネスシーンから考える 著作権のキホン」第2回「著作権の中身」が
掲載されました。
( http://www.chuokeizai.co.jp/bjh/ )
(4) 2016年5月24日発行の『日経デザイン』6月号に、連載「福井弁護士の
著作権教室(5):お前はクロだ!侵害認定を受けた事案編」が掲載されました。
( http://business.nikkeibp.co.jp/nds/mag/ )
※このほか、事務所メンバーの講演・執筆等の情報は下記をご覧ください。
http://www.kottolaw.com
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■ 3.当事務所のサポート作品のご紹介
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当事務所のメンバーがスタッフ参加・サポートした作品を、
最近のイベントなどを中心に一部ご紹介しています。
http://kottolaw.com/works.html
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■ 4.2016夏のインターン(ロースクール在学生・本年3月卒業生)
を募集します
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骨董通り法律事務所では、エンタテインメント・メディア法務に興味のある
ロースクールの学生および卒業生に、就業体験の機会を提供します。
(2016年6月10日 締切)
詳細は、http://www.kottolaw.com/recruiting.html をご覧ください。
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■ 5.リレー連載: 第99回【出張編】
(INTERNET Watch 「人名・グループ名を作品タイトルに使ってはいけない?
~水曜日のカンパネラ『ヒカシュー』騒動と疑似著作権~」 福井健策)
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水曜日のカンパネラ・ヒカシュー騒動で音楽ファンの話題となった、
「人名やグループ名をタイトルにしてはいけないの?」問題。「それは
法的な話をしているのか、それとも芸術観や仁義の話をしているのか」という
仕分けの切り口から、社会の随所で見られる「疑似著作権」の問題を交えて、
急きょ解説します。
(全文を読む:
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/fukui/20160517_757708.html )
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■ 6.リレー連載: 第100回
(「『フランク三浦』に誘われて
- パロディ商標の世界を概観する」 唐津真美)
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最初に告白しておく方がフェアだと思うので、まず書きます。個人的に
このセンスは大好きです。『フランク三浦』…人によっては昭和の大スターを
思い出すかもしれませんが、時計好きならば、スイスの高級機械式時計ブランド
『フランク ミュラー』を思い出してニヤリとするはず。『フランク三浦』は、
公式サイトでも『シャレとお洒落がわかるハイセンスな人にオススメの
「デザイン・ノリ・低価格」を追求したパロディーウォッチ』と銘打っている
くらいですから、「狙って」いることは明らかです。先月この『フランク三浦』に
ついて、「フランク三浦が勝訴 フランク ミュラーの主張認めず」という報道が
ありました。「えっ、「本家」じゃなくて、『フランク三浦』の方が訴えたの?」
という疑問の解明を足掛かりに、今回はパロディ商標について概観したいと思います。
(全文を読む: http://www.kottolaw.com/column/001208.html )
(メンバーの過去のコラムを読む:
http://www.kottolaw.com/column/index.html )
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【編集後記】
古い文芸誌というと、掲載されている作品もさておき、表紙絵などがとても
味わい深く、やはり現物、それが無理でもせめて復刻版を手にとってみたくなる
ものです。しかし、ある雑誌をまとめて、となると簡単には手に入りません。
そんな中、慶應義塾大学の三田文学がデジタル化されていることを知りました。
http://j-dac.jp/infolib/meta_pub/G0000017MLMDB
創刊号から戦争による中断までの刊行分の全397冊を完全収録したという
このオンラインデータベース、トップ画面に並んでいる表紙を見た瞬間に
仰天しましたが、お値段を見て再び仰天。
お試し期間中に片っ端から全部DLするという暴挙に出ようかと思うくらいです。
でも、このデータベースの資料的価値を考えたら高いなんてとても言えませんね。
他方で、最近はデジタル雑誌の読み放題というサービスが広まっています。
400~500円という、1冊買うのと変わらない値段で数千冊もの雑誌が読み放題です。
グラビアなど、デジタル化されていないページもあるとはいえ、この料金なら
お得ですから私も愛用していますが、他方でいくら雑誌が売れない時代だから
といって、こんなサービスに相乗りしていて、雑誌の、そして出版社の将来は
大丈夫なのかと心配になります。だったら使うなと言われそうですが。
雑誌のデジタル化の両極端な姿を見た気がする今日この頃です。
(桑)
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