Kotto Law メールマガジン(第85号)
2017/03/24 (Fri) 09:00
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■□ 骨董通り法律事務所 Kotto Law メールマガジン □■
■□ 第85号 □■ 2017.3.24 http://www.kottolaw.com
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桜が咲き始め、卒業式を迎える若者を目にするシーズンとなりました。
間もなく入学式・入社式の時期となりますが、一足先に当事務所は
新しい弁護士を迎えております。
心機一転の春と共に、メルマガ第85号をお送りいたします。
□INDEX□
1.骨董通り法律事務所 新メンバー、橋本阿友子弁護士が加入しました!
2.講演・出演等のご案内
3.執筆記事・著書等のご案内
4.当事務所のサポート作品のご紹介
5.リレー連載: 第120回
(「今日、あなたのフレーズは出願される
~もう商標トロールと本気で向き合う時ではないか?」 福井健策)
6.リレー連載: 第121回
(「DeNA報告書276ページを15分でざっくり読む
彼らは何を間違い、我々に何を残したのか?」 福井健策)
7.リレー連載: 第122回
(「『森のくまさん』を追いかけろ
-替え歌と著作権法の気になる関係」 唐津真美)
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■ 1.骨董通り法律事務所 新メンバー、橋本阿友子弁護士が加入しました!
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3月より、橋本阿友子弁護士が11番目の弁護士として加入いたしました。
橋本弁護士は、知財分野、渉外・国内訴訟等の実務経験を有する気鋭の弁護士
であると共に、現役のピアニストでもあります。
「日本一ピアノのうまい弁護士であると同時に 日本一法律に詳しいピアニスト
でもあります」とも書こうかと思いましたが、上手がいたらよくないので
やめました。そんなニッチな頼もしいメンバーともども、今後とも当事務所を
よろしくお願い申し上げます。
同弁護士のプロフィールは、こちらです。
http://www.kottolaw.com/attorneys.html#HashimotoAyuko
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■ 2.講演・出演等のご案内
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(1) 2017年2月27日 フジテレビ「とくダネ!」において、「マリオカート」裁判
に関する福井健策の解説が放送されました
(2) 2017年3月7日 福井健策が、日本ライセンス協会主催にて
「人工知能、ビッグデータと知的財産権」と題する講演を行いました(一般公開)。
( http://www.lesj.org/contents/japanese/02_1getsu.html )
(3) 2017年3月9日 福井健策が、早稲田大学において、「脚本アーカイブズ・
デジタル活用の未来」と題するシンポジウムに登壇しました(一般公開)。
( http://prt.nu/6/kottolaw )
(4) 2017年3月13日 及び 14日 人工知能(AI)の社会影響と
「開発ガイドライン」をめぐる国際シンポジウムが総務省主催で開催され、
福井健策が2日目に登壇しました(一般公開)。
( 総務省: http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01iicp01_02000056.html )
( ネット視聴可: http://channel.nikkei.co.jp/businessn/17031314ai/ )
(5) 2017年3月14日 ホウドウキョク「あしたのコンパス」に福井健策が出演し、
DeNAとキュレーションサイト問題について解説しました。
( https://www.houdoukyoku.jp/ )
(6) 2017年3月18日 第5回環太平洋知的財産フォーラム(5th Asia Pacific IP Forum)
にて、橋本阿友子が報告を行い、Dinner Receptionにてピアノの演奏を行いました。
( http://www.juris.hokudai.ac.jp/riilp/event/5th-asia-pacific-ip-forum/ )
(7) 2017年3月21日 日本薬学図書館協議会主催にて、福井健策が
「学術著作物の利用と著作権」と題する講演を行いました(関係者対象)。
( http://www.yakutokyo.jp/news/2017/02/24/104 )
(8) 2017年3月27日 小林利明が、宣伝会議主催による「クリエイターのための
法務講座」に登壇します(一般受講可)。
( https://www.sendenkaigi.com/class/detail/creator_law.php )
(9) 2017年4月10日 日本大学芸術学部における福井健策の全学科講義
「著作権と文化・メディア契約」が開講します。
今期も、「この世界の片隅に」真木太郎プロデューサー、
いきものがかり・水野良樹さん、ネルケプランニング・松田誠会長、
吉見俊哉東大副学長など、多彩なゲストで送ります(学生対象)。
(10) 2017年4月13日 東京藝術大学における福井健策・北澤尚登・岡本健太郎の講義
「芸術運営論:著作権」(上野・秋学期)の、履修受付がはじまります。
今期は、大人計画・長坂まき子社長、漫画家でマンガ図書館Z会長・赤松健さん
をゲストに迎えます。
(11) 2017年4月15日 福井健策が設立準備委員をつとめる「デジタル
アーカイブ学会」の設立総会が、東京大学において開催されます
(一般公開。入会不要)。
( http://prt.nu/0/kottolaw )
(12) 2017年4月18日 東京藝術大学デザイン科において、福井健策の特別講義
「藝大生のための著作権入門」が行われます(学生対象)。
( http://design.geidai.ac.jp/ )
(13) 2017年4月20日 日本新聞協会において、福井健策の講演「新聞と著作権の
課題」が行われます(関係者対象)。
( http://www.pressnet.or.jp/ )
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■ 3.執筆記事・著書等のご案内
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(1) 2017年3月 福井健策、桑野雄一郎、二関辰郎が、米国Best Lawyersが
公表している Best Lawyers in Japan(メディア・エンタテインメント法
分野)に選出されました。
( https://www.bestlawyers.com/Japan )
(2) 2017年3月3日 朝日新聞朝刊に、JASRAC音楽教室問題に関する福井健策の
コメントが掲載されました。
( http://www.asahi.com/articles/ASK292H40K29UCVL001.html )
(3) 2017年3月10日 産経新聞に、JASRAC音楽教室問題について福井健策の
インタビュー記事が掲載されました。
( http://www.sankei.com/premium/news/170312/prm1703120014-n1.html )
(4) 2017年3月12日 IT Mediaに、日本のMVが米国などのYouTube上で視聴
できない問題について、福井健策の解説が掲載されました。
( http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1703/08/news118.html )
(5) 2017年3月13日 『週刊ポスト』に、「フランク三浦」訴訟の最高裁決定に
関する唐津真美のコメントが掲載されました。
( http://www.news-postseven.com/archives/20170316_501088.html )
(6) 2017年3月15日 マリカー裁判について福井健策の解説がBUSINESS LAWYERSに
掲載されました。
( https://business.bengo4.com/category5/article166 )
(7) 2017年3月15日 AIと著作権に関する福井健策のコメントが、The Pageに
掲載されました。
( https://thepage.jp/detail/20170314-00000002-wordleafv )
(8) 2017年3月16日 『アニメビジエンス』vol.13に連載「福井健策の著作権と
法務とアニメ/第13回:あなたの商標は大丈夫か?」が掲載されました。
( http://anime-busience.jp/backnumber/013 )
(9) 2017年3月20日 『アサヒカメラ』2017年4月号に、「特集 写真好きのため
の法律&マナー」と題する、福井健策のインタビュー記事が掲載されました。
( http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1050143.html )
(10) 2017年3月20日 日経MJに、作品中に登場する名作グルメと著作権に関する
小林利明のコメントが掲載されました。
※このほか、事務所メンバーの講演・執筆等の情報は下記をご覧ください。
http://www.kottolaw.com
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■ 4.当事務所のサポート作品のご紹介
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当事務所のメンバーがスタッフ参加・サポートした作品を、
最近のイベントなどを中心に一部ご紹介しています。是非、ご覧ください。
http://kottolaw.com/works.html
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■ 5.リレー連載: 第120回
(「今日、あなたのフレーズは出願される
~もう商標トロールと本気で向き合う時ではないか?」 福井健策)
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騒動にも全くひるむ様子はない。例の「ベストライセンス社」による商標の
大量出願である。最近ではお茶の間の話題もさらったピコ太郎さんの「PPAP」
から、政府肝いりの「プレミアムフライデー」まで、日本中の著名なフレーズが、
ある元弁理士と彼の企業によって軒並み商標出願され続けている。その数は
年間1万件以上で、日本全体の年間商標出願数の1割にも及ぶという。ざっと
特許庁のデータベースを見ただけでも、「君の名は」「POKEMON GO」「民泊」
「青空文庫」「自民党」「完全自動運転」と、団体名・作品名・商品名から
スローガンまで何でもありだ。
(全文を読む: http://www.kottolaw.com/column/001396.html )
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■ 6.リレー連載: 第121回
(「DeNA報告書276ページを15分でざっくり読む
彼らは何を間違い、我々に何を残したのか?」 福井健策)
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昨年暮れ最大のネット炎上のひとつ、キュレーションメディア大量閉鎖問題。
そのきっかけとなり10サイト閉鎖に追い込まれたDeNAについて、
第三者委員会の報告書が公表された。本文実に276頁、要約版でも30頁という
大分量ばかりか、その問いかけの多様性といい、語りの「熱さ」といい
インパクト十分の内容である。ざっくりと中身をのぞいてみよう。
(全文を読む: http://www.kottolaw.com/column/001408.html )
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■ 7.リレー連載: 第122回
(「『森のくまさん』を追いかけろ
-替え歌と著作権法の気になる関係」 唐津真美)
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筆者は別に「パロディ専門弁護士」ではありませんが、ちょうど
「フランク三浦」の最高裁決定も出ましたし、またしても心惹かれる題材なので、
再度パロディ絡みで書かせていただきます。本稿の主役は「森のくまさん」。
聞き慣れた童謡の素朴で平和な世界を一瞬にして全く違う風景に塗り替えてしまう、
お笑い芸人パーマ大佐の替え歌は衝撃的でした。多くの人が感じたであろう
この「衝撃」こそが、今回の騒動につながったと言えるでしょう。
「森のくまさん」の英語歌詞を和訳した馬場祥弘氏が、パーマ大佐と、「森のくま
さん(パーマ大佐版)」を販売するレコード会社、ユニバーサルミュージック
に対して、「森のくまさん(パーマ大佐版)」の販売差止めと慰謝料などを
求める通知書を送ったのです。馬場氏の主張は「同一性保持権」の侵害でした。
当事者間の紛争自体は解決済みと報道されていますが、この騒動を振り返りながら、
「同一性保持権」って何?というところに始まり、さらに「替え歌って
著作権法的にどうなの?」というテーマについて少し考えてみたいと思います。
(全文を読む: http://www.kottolaw.com/column/001413.html )
(メンバーの過去のコラムを読む:
http://www.kottolaw.com/column/index.html )
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【編集後記】
わけがあって最近レンタカーを利用することが多くなりました。
色々なタイプの軽自動車、コンパクトカーを乗り比べるのを楽しんでいますが、
故障が多いローバーミニを愛車としている私は、信号待ちのたびにエンジンが
止まってしまう最近の車の機能は、それがエコだとは知りつつ、どうしても
このまま動かなくなってしまうのではないか
と不安になってしまい、落ち着きません。
先日、予約していた軽自動車が前日に事故にあったということで、急遽
ハイブリッドカーを提供され、初体験しました。
ガソリン・電池のどちらで駆動しているとか、電池に充電中であるといった
パネルの表示を眺めつつ運転しておりましたが、ふと気付くと、
できるだけ電池が消耗しないようにと意識して運転するあまり、本来の燃費より
ガソリンを消耗しまうという、正しいハイブリッドカーの姿に反する運転を
しておりました。
ガソリン代より電気代をケチってしまう悲しい性です。
(桑)
■ 本メール中の文章は、全て一般的な情報提供のために掲載するものであり、
法的若しくは専門的なアドバイスを目的とするものではありません。
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