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■□ 骨董通り法律事務所 Kotto Law メールマガジン □■
■□ 第１１９号 □■ 2020.5.12 https://www.kottolaw.com
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春の陽射しが暖かい今日この頃、骨董通り法律事務所に2名の新しい弁護士が
加入しました。コロナ禍の折、歓迎会は開けませんが、心から歓迎しています。
さて、早速ですが、リレー連載4連発の5月メルマガをどうぞ！

＊弊所では、新型コロナウイルス感染拡大防止と依頼者の皆様への安定
　したサービスの継続のため、テレワーク、時差勤務を導入しております。
　ご連絡は、引き続き従前と同じ代表番号（03-5766-8980。月曜～金曜
　9:30-18:00）又は電子メールで対応させていただきます。
　会議につきましては、原則として電話やテレビ会議等により対応させて
　いただきます。
　何卒、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


□ＩＮＤＥＸ□

１．骨董通り法律事務所に新メンバーが加入しました
２．2020年夏のインターン（ロースクール在学生・本年司法試験を受験予定
　　の方）を募集しています
３．講演・出演等のご案内
４．執筆記事・著書等のご案内
５．当事務所のサポート作品のご紹介
６．リレー連載： 第180回
　　（「危機のライブイベント・芸術文化への、
　　　　　　　　　　　 各国と日本の緊急支援策を概観する」福井健策）
７．リレー連載： 第181回
　　（「リモート社会とオンライン配信の著作権・肖像権ガイド」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 福井健策）
８．リレー連載： 第182回
　　（「権利者不明の場合の切り札となるか？　
　　　　～オーファン作品は、侵害しながら使う？ 使わない？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　それとも...。～」 鈴木里佳）
９．リレー連載： 第183回
　　（「デザイン業界がざわめいた!?
　　　　　　　　　　　　　　130年ぶりの意匠法大改正」　岡本健太郎）


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■ １．骨董通り法律事務所に新メンバーが加入しました

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アート・エンタメ界にとっても最大の危機と言えるこの時期、弊所では先日
の公募により2名の新しい弁護士を迎えましたので、ご報告いたします。

ひとりは寺内康介弁護士で、東京地裁などでの9年の裁判官キャリアを経て、
公募に応じました。エンタメロイヤー志望の原点は、ミュージカル『RENT』
を見て一発ではまり、その週の飛行機でブロードウェイに飛ぶやRENT漬けの
日々を送ったという暴走エピソードです。4月上旬から執務を開始し、既に
苦境のライブイベント界支援に昼夜もなく打ち込んでおります。
その『RENT』映像版： https://www.amazon.co.jp/dp/B00F27CUZO

ふたりめは田島佑規弁護士。大阪は淀屋橋・山上合同で幅広い実務経験を経て
の参加となります。弊所の「夏のインターン」出身者で、初の公募採用です。
忙しい業務のかたわら、「デザイナー法務小僧」 https://d-kozo.com/
というアーティスト支援活動も続けており、愛する京都・大阪に別れを告げ、
5月から弊所での執務開始となります。

弁護士12名、スタッフを含めて総勢20名となった骨董通り法律事務所を、
これからもよろしくお願いいたします。


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弁護士　寺内　康介 （Terauchi Kosuke）

　　　　　慶應義塾志木高等学校出身
2007年　　慶應義塾大学法学部法律学科卒業
2009年　　一橋大学法科大学院（ビジネス・ロー コース）終了
2011年　　裁判官任官（63期）
　　　　　さいたま地方裁判所（民事部）
2014年　　名古屋地方裁判所岡崎支部（民事部）
2016年　　東京法務局訟務部に出向
　　　　　訟務検事として国が当事者となる民事訴訟、行政訴訟、租税訴訟の
　　　　　指定代理人を担当
2018年　　東京地方裁判所（民事部）
2020年4月 弁護士登録（第二東京弁護士会）
　　　　　骨董通り法律事務所加入

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弁護士　田島 佑規　（Tajima Yuki）

　　　　　洛南高等学校出身
2013年　　神戸大学法学部卒業
2015年　　京都大学法科大学院修了
2016年　　弁護士登録（大阪弁護士会・69期）
2017年1月 弁護士法人 淀屋橋・山上合同入所
2020年5月 骨董通り法律事務所加入（第二東京弁護士会）

デザイナー法務小僧： https://d-kozo.com/


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■ ２．2020年夏のインターン（ロースクール在学生・本年司法試験を受験
予定の方）を募集しています

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骨董通り法律事務所では、エンタテインメント・メディア法務に興味のある
ロースクールの在学生および本年司法試験を受験予定の方に、就業体験の
機会を提供します。

【応募締切】
本年司法試験を受験予定の方　2020年6月12日（金）消印有効
ロースクール在学生（※）　　2020年5月29日（金）消印有効
※本年司法試験を受験予定の方を除く

詳細は、 http://www.kottolaw.com/recruiting.html をご覧ください。

なお、今後の新型コロナウイルス感染症の拡大状況等に応じて、
募集期間、実施日程や内容等に変更が生じる可能性がございます。
その場合は、弊所のウェブサイトにてお知らせいたします。
ご理解いただきますようお願い申し上げます。


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■ ３．講演・出演等のご案内

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(1) 2020年3月30日 J-Wave「Jam The World」にて福井健策が、ライブ
イベントの現場支援策について語りました。
（ https://news.j-wave.fm/news/2020/04/post-5642.html ）

(2) 2020年4月 米国Best Lawyersが公表している Best Lawyers in Japanに、
福井健策（知的財産権法、メディア・エンタテインメント法）と二関辰郎
（メディア・エンタテインメント法）が選出されました。
（ https://www.bestlawyers.com/current-edition/Japan ）

(3) 2020年4月1日 福井健策が、情報経営イノベーション専門職大学（iU）
超客員教授に就任しました。
（ https://www.i-u.ac.jp ）

(4) 2020年4月1日 橋本阿友子が、上野学園大学の非常勤講師に就任
しました。
（ https://www.uenogakuen.ac.jp/university/ ）

(5) 2020年4月1日東京藝大の全入学生対象にて、福井健策が「藝大生のため
の著作権・肖像権入門」と題するオンライン講義をおこないました。

(6) 2020年4月4日 NHK「おはよう日本」ほかで、秋田犬の「肖像権」と
撮影禁止に関する福井健策のコメントが放送されました。

(7) 2020年4月14日 福井健策・橋本阿友子が法務サポートした、宮本亞門
呼びかけによる「上を向いて～SING FOR HOPE プロジェクト」が公開
されました。
（ https://uewomuite-project.squarespace.com/ ）

(8) 2020年4月18日 福井健策が出演したイベント自粛と芸術文化支援をめぐる
トークの全文が「メディアの現場」vol.389に全文掲載されました。
（映像アーカイブ: https://twitter.com/tsuda/status/1245355184802254851 ）

(9) 2020年4月25日 弊所メンバーが加わるデジタルアーカイブ学会「肖像権
ガイドライン円卓会議」が、ウェブ開催されました。
（ http://digitalarchivejapan.org/symposium/shozoken-3 ）

(10) 2020年4月25日と5月2日の2回にわたり、福井健策がニッポン放送
「おしゃべりラボ」に出演して、著作権やデジタルアーカイブについて
話しました。

(11) 2020年5月1日 出井甫が、内閣府 知的財産戦略推進事務局 参事官補佐
に就任しました（兼任）。

(12) 2020年7月7日 神戸大学大学院法学博士課程「トップローヤーズ・
プログラム」の来年度出願受付が始まります。弊所及び高樹町法律事務所の
メンバーが「エンタテインメント法実務」の講義を担当します。
（ http://www.law.kobe-u.ac.jp/TLP/admissions.html ）


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■ ４．執筆記事・著書等のご案内

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(1) 2020年3月17日 福井健策と橋本阿友子が監修・共著で加わったデジタル
アーカイブ・ベーシックス「権利処理と法の実務」が、デジタルアーカイブ
学会賞を受賞しました。
（ http://digitalarchivejapan.org/awards/2ndawards/2ndawardee/2nddetail ）

(2) 2020年3月26日 発行の雑誌「広告」に、中川隆太郎がコメントした
ファッション・ローに関する記事が掲載されました。
（ https://note.kohkoku.jp/ ）

(3)2020年4月1日 発行のCPRAニュースに、福井健策の巻頭言「よみがえる
死者たち～再生アンドロイドと権利問題の夜明け」が掲載されました。

(4) 2020年4月1日 宣伝会議5月号に、岡本健太郎の連載「宣伝担当者が
知っておきたい 著作権なんでもQ&A Vol.20」が掲載されました。
（ https://www.sendenkaigi.com/books/back-number-sendenkaigi/detail.php?id=21898 ）

(5) 2020年4月1日 ダイヤモンド・オンラインに、意匠法改正に関する
岡本健太郎のコメントが掲載されました。
（ https://diamond.jp/articles/-/233356 ）

(6) 2020年4月2日 毎日新聞に、オリ・パラ延期と「2歳未満チケット不要」
ルールについて、福井健策のコメントが掲載されました。
（ https://mainichi.jp/articles/20200401/k00/00m/050/190000c ）

(7) 2020年4月14日 日経クロストレンドに、福井健策のQ＆A「緊急事態で
増えるオンラインイベント・会議　著作権は大丈夫？」が掲載されました。
（ https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/skillup/00009/00094/ ）

(8) 2020年4月16日 nippon.comに、福井健策へのインタビュー「コロナ禍が
もたらした日本の芸術文化・エンタメの危機」が掲載されました。
（ https://www.nippon.com/ja/in-depth/d00561/ ）

(9) 2020年4月17日 発売のサイゾー2020年4・5月号に、YouTubeとビート
リーシングに関する福井健策のコメントが掲載されました。

(10) 2020年4月21日 毎日新聞夕刊「読書日記」で、福井健策の『改訂版
著作権とは何か』が紹介されました。

(11) 2020年4月28日 弁護士ドットコムに「消えた劇場の灯、キラキラと輝く
舞台を再び」と題する、福井健策へのインタビューが掲載されました。
（ https://www.bengo4.com/c_23/n_11134/ ）

(12) 2020年4月30日 法の支配（No.197）に、福井健策と出井甫の論考
『ロボット・AI社会における知的財産制度の現状とあり方』が掲載
されました。
（ https://www.jpnba.or.jp/houshihai/view/83 ）

(13) 2020年5月1日 宣伝会議6月号に、岡本健太郎の連載「宣伝担当者が
知っておきたい 著作権なんでもQ&A Vol.21」が掲載されました。
（ https://www.sendenkaigi.com/books/back-number-sendenkaigi/detail.php?id=22305 ）

(14) 2020年5月11日 日経新聞朝刊にライブイベント支援と映像配信に関する
福井健策へのインタビューが掲載されました。
（先行した長文電子版：https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58453440U0A420C2000000/ ）

(15) 2020年5月11日 日経新聞電子版ほかに、福井健策へのインタビュー
「増えるオンラインイベント　著作権は大丈夫？」が転載されました。
（ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58261780Q0A420C2000000/?n_cid=SPTMG002 ）

(16) 2020年5月12日 日経クロストレンドに、オンライン教育に関する
福井健策のインタビュー記事が掲載されました。
（ https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/skillup/00009/00097/ ）
また、5月5日の東京新聞朝刊にもコメントが掲載されました。

(17) 2020年5月27日 日本工業所有権法学会年報43号「意匠法改正の検討」
に、中川隆太郎の講演録「ファッションデザインと意匠法の『距離』」
が掲載されます。
（ http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641499546 ）

※このほか、事務所メンバーの講演・執筆等の情報は下記をご覧ください。
https://www.kottolaw.com


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■　５．当事務所のサポート作品のご紹介

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当事務所のメンバーがスタッフ参加・サポートした作品を、
最近のイベントなどを中心に一部ご紹介しています。是非、ご覧ください。

https://www.kottolaw.com/works


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■ ６．リレー連載： 第180回
（「危機のライブイベント・芸術文化への、
　　　　　　　　　　　　各国と日本の緊急支援策を概観する」福井健策）

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（4月16日段階の情報であり、今後改訂予定です。）

（全文を読む： https://www.kottolaw.com/column/200330.html ）


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■ ７．リレー連載： 第181回
（「リモート社会とオンライン配信の著作権・肖像権ガイド」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　福井健策）

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オンライン配信やオンライン講義を巡る質問は、一貫して多い。コロナ禍で
爆発的に加速化したリモート・配信社会のために、オンライン配信の著作権
のガイドを整理しておきたい（肖像権も少し）。

（全文を読む： https://www.kottolaw.com/column/200410.html ）


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■ ８．リレー連載： 第182回
（「「権利者不明の場合の切り札となるか？　
　　　　～オーファン作品は、侵害しながら使う？ 使わない？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　それとも...。～」 鈴木里佳）

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新型コロナウィルスの感染防止のため、各種ライブイベントが次々と
中止・延期となり、再開の見通しが立たない苦しい状況がつづいている。
ライブイベントのみならず、新規の映像制作すらままならない今、過去の
舞台作品の映像を配信したい、かつての人気放送番組を再編集して再放送
したい等、古い作品の新しい利用に注目が集まっている。

新たな利用に立ちはだかる権利処理の壁に対する切り札となるか、
期待される裁定制度について、紹介したいと思う。

（全文を読む： https://www.kottolaw.com/column/200430.html ）


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■ ９．リレー連載： 第183回
（「デザイン業界がざわめいた!?
　　　　　　　　　　　　　　　130年ぶりの意匠法大改正」　岡本健太郎）

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コロナの感染拡大やその影響が心配される毎日ですが、そんな中、2020年
4月1日に（ひっそりと）改正意匠法が施行されました。デザインの保護強化
を図るもので、130年ぶりの大改正とも言われています。例えば、画像の意匠
登録の範囲が広がったほか、建築物や内装も意匠登録の対象とされました。
本コラムでは、意匠法改正の概要をぐっと凝縮してお伝えいたします。
withコロナ、afterコロナの時代を見据え、デザインの保護について考えて
みませんか。

（全文を読む： https://www.kottolaw.com/column/200508.html ）


（メンバーの過去のコラムを読む：
https://www.kottolaw.com/column ）


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【編集後記】

緊急事態宣言の前夜、満開の桜に心は誘われるも、人通りに近寄ることが
後ろめたく、今年の花見は川沿いに咲き誇る桜を遠目に眺めるだけでした。
長引く休校に、9月入学案の急浮上。入学式の思い出と重なる桜の季節が、
門出の時期から半年が経って打ち解けた新しい仲間との宴を楽しむ季節に
変わるのも良いかもしれない。

こんな折なので、自宅で楽しめるお気に入りコンテンツのお裾分け。
メキシコの作曲家マルケスの代表曲、ダンソン・ヌメロ・ドス。
https://www.youtube.com/watch?v=pjZPHW0qVvo
グスターボ・ドゥダメルの指揮がお勧めですが、こちらのパリ管の軽快な
演奏も楽しい。（松）


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