Kotto Law メールマガジン(第128号)
2021/02/26 (Fri) 12:44
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□ 骨董通り法律事務所 Kotto Law メールマガジン □■
■□ 第128号 □■ 2021.2.26 https://www.kottolaw.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
花粉が飛び始めたようで、目がかゆい。ですが、うっかり人前でくしゃみをすると、
白い目で見られてしまいます。気を付けねば。そして、早く花粉症の薬をもらってこねば。
毎年のことなのに、なぜ早く薬をもらいに行かなかったのかという個人的な反省は
さておき、春の気配を感じさせる陽気に励まされながら、メルマガ第128号をお届けします。
□INDEX□
1.講演・出演等のご案内
2.執筆記事・著書等のご案内
3.当事務所のサポート作品のご紹介
4.リレー連載:第195回
( 「発信者情報開示制度は、どう変わるのか ~コンテンツプロバイダの視点を加味して~」
北澤尚登 )
5.リレー連載:第196回
( 「現代アートの見方・捉え方 - 『アイデア』と『表現』の境界線」
岡本健太郎 )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
■ 1.講演・出演等のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
(1) 2021年2月 Global Law Experts(GLE)において、当事務所は『Art and
Entertainment Law Firm of the Year in Japan - 2021』を受賞いたしました。
( https://www.globallawexperts.com/Awards.aspx )
(2) 2021年2月6日 NHKニュースにて福井健策がオンラインライブ映像の無断売買
についてコメントしました。
( https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210206/k10012853271000.html )
(3) 2021年2月15-28日 福井健策が、公文協アートマネジメント研修会にて
「舞台芸術のデジタルアーカイブ化」について講演しています(オンデマンド配信)。
( https://www.zenkoubun.jp/training/art.html )
(4) 2021年2月18日 福井健策が、芸団協・実演芸術連携フォーラムにて「動画
配信の可能性と限界」について登壇しました(オンライン)。
( https://www.geidankyo.or.jp/renkeikoryu/forum/ )
(5) 2021年2月19日 JETRO東京ほか主催のセミナー「中小企業の海外展開を考える」
に松澤邦典がグループ討論モデレーターとして参加しました。
( https://www.jetro.go.jp/events/knt/72fae770e49f7bc6.html )
(6) 2021年2月23日 福井健策、田島佑規がサポートするEPAD(緊急舞台芸術アーカイブ
+デジタルシアター化事業)の舞台映像アーカイブ特設サイトが正式オープンし、ポータル
サイトがプレオープンしました。
( https://syueki5.bunka.go.jp )
( https://enpaku-jdta.jp )
( 関連記事: https://www.bengo4.com/c_23/n_12543/ )
(7) 2021年2月25日 福井健策が、千葉市文化センターにて「危機に備えるイベント
中止への備えと代替策」と題する講演を行いました。
(8) 2021年2月26日 寺内康介が講師を務める、「J-LODlive補助金 確定検査勉強会」
がオンライン開催されます。
( http://jpasn.net/form/pg283.html )
(9) 2021年2月26日 10時よりIMART2021特別講演にて、福井健策がマンガ海賊版に
ついて語りました。( オンライン:http://imart.tokyo/ )。
また、13:30より同テーマで、日本記者クラブにて記者会見に登壇します。
( https://www.jnpc.or.jp/archive/conferences/35838/report )
(10) 2021年3月2日「全国映画資料アーカイブサミット2021」に福井健策が出演し、
アーカイブ・公開に関する権利の課題について講演します(オンライン開催)。
( https://www.vipo.or.jp/news/25790/ )
(11) 2021年3月11日 福井健策が、毎日メディアカフェ『危機の時代とデジタル
アーカイブ ~肖像権ガイドラインの必要性と可能性を考える』に登壇します。
( https://mainichimediacafe.jp/eventcal/?yy=2021&mm=3 )
(12) 2021年3月12日 東京司法書士会主催「第3回企業法務研修会」で、
橋本阿友子が 「著作権法の基礎~withコロナ時代の情報管理~ 」と題する
オンライン研修をおこないます。
(13) 2021年3月13日 福井健策・田島佑規の加わるEPAD(緊急舞台芸術アーカイブ
+デジタルシアター化事業)の、総括シンポジウムが開催されます(オンライン視聴可。
詳細続報)。
( https://epad.terrada.co.jp/ )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
■ 2.執筆記事・著書等のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
(1) 2020年12月24日 発売の「act guide」に、「コロナと闘う演劇人たち」を
テーマに福井健策のインタビュー記事が掲載されました。
( https://zasshi.tv/products/7561/ )
(2) 2021年1月29日 インターネット白書2021に、改正著作権法に関する
橋本阿友子の論考が掲載されました。
( https://nextpublishing.jp/book/12769.html )
(3) 2021年2月1日 宣伝会議3月号に、岡本健太郎の連載「宣伝担当者が知って
おきたい 著作権なんでもQ&A Vol.30」が掲載されました。
テーマは「写り込み」です。
( https://www.sendenkaigi.com/books/back-number-sendenkaigi/detail.php?id=24787 )
(4) 2021年2月2日 日経クロストレンドに、オンラインセミナーの著作権と
肖像権に関する福井健策のQ&A記事が掲載されました。
( https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/skillup/00009/00122/ )
(5) 2021年2月3日 東京新聞夕刊ほかにて、福井健策・田島佑規らが加わる舞台芸術
アーカイブ事業「EPAD」が紹介されました。
( https://www.tokyo-np.co.jp/article/83778 )
(6) 2021年2月4日 弁護士ドットコムに、コスプレの著作権に関する福井健策の
インタビュー記事が掲載されました。
( https://www.bengo4.com/c_18/n_12466/ )
(7) 2021年2月6日 読売新聞朝刊にて、福井健策がマンガ海賊版についてコメント
しました。
( https://www.yomiuri.co.jp/commentary/20210205-OYT8T50129/ )
※このほか、事務所メンバーの講演・執筆等の情報は下記をご覧ください。
https://www.kottolaw.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
■ 3.当事務所のサポート作品のご紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
当事務所のメンバーがスタッフ参加・サポートした作品を、
最近のイベントなどを中心に一部ご紹介しています。是非、ご覧ください。
https://www.kottolaw.com/works
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
■ 4.リレー連載: 第195回
( 「発信者情報開示制度は、どう変わるのか ~コンテンツプロバイダの視点を加味して~」
北澤尚登 )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
ネット上での誹謗中傷などによる被害の回復や予防のために、被害者が加害者を
突き止めるための「発信者情報開示」制度。
その実効化に向けた取り組みを、「発信者情報開示の在り方に関する研究会
最終とりまとめ」を題材として分析します。
誰にとって、何が、どう変わり得るのか。コンテンツプロバイダの立場にも、
スポットを当てて論じます。
( 全文を読む: https://www.kottolaw.com/column/210225.html )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
■ 5.リレー連載: 第196回
( 「現代アートの見方・捉え方 - 『アイデア』と『表現』の境界線」
岡本健太郎 )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
ピカソは、マティスの作風をイメージして「黄色い髪の女」を描き、マティスは、
ピカソの同作品を思って「夢」を描いたと言われています。2人の巨匠の関係性を
示すエピソードです。その経緯からして両作品は似ています。ただ、おそらく、
本人たちは両作品が著作権侵害になるとは考えておらず、また、両作品を見比べて
著作権侵害だと考える人も少ないでしょう。
現代アートでもテーマやモチーフが似た作品がありますが、従来のような絵画と比較
して、著作権侵害の判断が難しいことがあります。先日も、「金魚電話ボックス」
の裁判において、大阪高裁は、原審の奈良地裁と異なり、著作権侵害を認めました。
本コラムでは、著作権法で保護されない「アイデア」と保護される「表現」の境界線
について考えます。
( 全文を読む: https://www.kottolaw.com/column/210227.html )
( メンバーの過去のコラムを読む:
https://www.kottolaw.com/column )
-----------------------------------
【編集後記】
学生時代、紀伊国屋書店とフランス図書は私にとって新宿における二大聖地でした。
30代になってから、新宿における我が聖地は、書店からゴールデン街の一角にある
一軒のバーに変わりました。これを堕落というのでしょう。
行きつけといえるお店のなかで唯一ボトルキープしているお店ですが、コロナが
流行しだしてから1年以上通っていません。たぶん、2019年の忘年会で、20年ぶり
に再会した映画出演時のプロデューサーと助監督と一緒に行ったのが最後くらい
かと思います。その時に元々キープしていたボトルは飲みほして、新しいボトルを
入れたのですが、席を外している間にお会計が済んでいた。つまり、おごっていた
だいたので、今のボトルの所有権は私にあると言ってよいものか。
ボトルの所有権の所在はさておき、どんなバーかと言いますと、行くとたいてい
画家か詩人か小説家のいずれかがいます。そういうお店なので、アブサンこそ置い
ていませんが、私もデカダン気取りで通っておったわけです。
ママさんと常連のお客さんと一緒にザムザ阿佐谷に観劇に行ったのも懐かしい
思い出です。コロナが収束したら、そんなコミュニティも復活するのでしょうか。
本メルマガの1(6)では、新しくリリースされたEPAD(緊急舞台芸術アーカイブ+
デジタルシアター化支援事業)のポータルサイトと舞台映像アーカイブ特設サイト
を案内しております。緊急事態舞台芸術ネットワークによる構想からはや半年、
文化庁の文化芸術収益力強化事業に採択され、福井・田島弁護士が権利処理班と
奔走し、ついに今月のオープンを迎えました。多数の舞台団体や権利者団体
の協力を得て、舞台映像1,300本、戯曲550本、舞台美術2,500点の収集がほぼ完了
しているそうです。
皆さまの思い出の舞台はアーカイブされているでしょうか。
どうぞ検索してみてください。(松)
■ 本メール中の文章は、全て一般的な情報提供のために掲載するものであり、
法的若しくは専門的なアドバイスを目的とするものではありません。
■ 本メールマガジンのバックナンバーは
https://s.bmb.jp/bm/p/bn/list.php?i=kottolaw&no=all
をご覧下さい。
■ 本メールマガジンの配信申込・登録事項の変更は
https://s.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=kottolaw
より。
■ 本メールマガジンは、配信申込をされた方、当事務所のメンバーと
お付き合いのある方等に近況報告や情報提供のためにお送りしております。
ご不要の方は、大変お手数ですが空メールをご返信ください。
(上記配信申込サイトからも配信解除をすることができます。)
■ 上記以外の、法律相談などを上記アドレスにご返信いただいても、
一切対応できません。
-------------------------------------------------------------------
骨董通り法律事務所
〒107-0062 東京都港区南青山5-18-5 南青山ポイント1F
電話. 03-5766-8980(代表) FAX. 03-5466-1107
-------------------------------------------------------------------
■□ 骨董通り法律事務所 Kotto Law メールマガジン □■
■□ 第128号 □■ 2021.2.26 https://www.kottolaw.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
花粉が飛び始めたようで、目がかゆい。ですが、うっかり人前でくしゃみをすると、
白い目で見られてしまいます。気を付けねば。そして、早く花粉症の薬をもらってこねば。
毎年のことなのに、なぜ早く薬をもらいに行かなかったのかという個人的な反省は
さておき、春の気配を感じさせる陽気に励まされながら、メルマガ第128号をお届けします。
□INDEX□
1.講演・出演等のご案内
2.執筆記事・著書等のご案内
3.当事務所のサポート作品のご紹介
4.リレー連載:第195回
( 「発信者情報開示制度は、どう変わるのか ~コンテンツプロバイダの視点を加味して~」
北澤尚登 )
5.リレー連載:第196回
( 「現代アートの見方・捉え方 - 『アイデア』と『表現』の境界線」
岡本健太郎 )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
■ 1.講演・出演等のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
(1) 2021年2月 Global Law Experts(GLE)において、当事務所は『Art and
Entertainment Law Firm of the Year in Japan - 2021』を受賞いたしました。
( https://www.globallawexperts.com/Awards.aspx )
(2) 2021年2月6日 NHKニュースにて福井健策がオンラインライブ映像の無断売買
についてコメントしました。
( https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210206/k10012853271000.html )
(3) 2021年2月15-28日 福井健策が、公文協アートマネジメント研修会にて
「舞台芸術のデジタルアーカイブ化」について講演しています(オンデマンド配信)。
( https://www.zenkoubun.jp/training/art.html )
(4) 2021年2月18日 福井健策が、芸団協・実演芸術連携フォーラムにて「動画
配信の可能性と限界」について登壇しました(オンライン)。
( https://www.geidankyo.or.jp/renkeikoryu/forum/ )
(5) 2021年2月19日 JETRO東京ほか主催のセミナー「中小企業の海外展開を考える」
に松澤邦典がグループ討論モデレーターとして参加しました。
( https://www.jetro.go.jp/events/knt/72fae770e49f7bc6.html )
(6) 2021年2月23日 福井健策、田島佑規がサポートするEPAD(緊急舞台芸術アーカイブ
+デジタルシアター化事業)の舞台映像アーカイブ特設サイトが正式オープンし、ポータル
サイトがプレオープンしました。
( https://syueki5.bunka.go.jp )
( https://enpaku-jdta.jp )
( 関連記事: https://www.bengo4.com/c_23/n_12543/ )
(7) 2021年2月25日 福井健策が、千葉市文化センターにて「危機に備えるイベント
中止への備えと代替策」と題する講演を行いました。
(8) 2021年2月26日 寺内康介が講師を務める、「J-LODlive補助金 確定検査勉強会」
がオンライン開催されます。
( http://jpasn.net/form/pg283.html )
(9) 2021年2月26日 10時よりIMART2021特別講演にて、福井健策がマンガ海賊版に
ついて語りました。( オンライン:http://imart.tokyo/ )。
また、13:30より同テーマで、日本記者クラブにて記者会見に登壇します。
( https://www.jnpc.or.jp/archive/conferences/35838/report )
(10) 2021年3月2日「全国映画資料アーカイブサミット2021」に福井健策が出演し、
アーカイブ・公開に関する権利の課題について講演します(オンライン開催)。
( https://www.vipo.or.jp/news/25790/ )
(11) 2021年3月11日 福井健策が、毎日メディアカフェ『危機の時代とデジタル
アーカイブ ~肖像権ガイドラインの必要性と可能性を考える』に登壇します。
( https://mainichimediacafe.jp/eventcal/?yy=2021&mm=3 )
(12) 2021年3月12日 東京司法書士会主催「第3回企業法務研修会」で、
橋本阿友子が 「著作権法の基礎~withコロナ時代の情報管理~ 」と題する
オンライン研修をおこないます。
(13) 2021年3月13日 福井健策・田島佑規の加わるEPAD(緊急舞台芸術アーカイブ
+デジタルシアター化事業)の、総括シンポジウムが開催されます(オンライン視聴可。
詳細続報)。
( https://epad.terrada.co.jp/ )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
■ 2.執筆記事・著書等のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
(1) 2020年12月24日 発売の「act guide」に、「コロナと闘う演劇人たち」を
テーマに福井健策のインタビュー記事が掲載されました。
( https://zasshi.tv/products/7561/ )
(2) 2021年1月29日 インターネット白書2021に、改正著作権法に関する
橋本阿友子の論考が掲載されました。
( https://nextpublishing.jp/book/12769.html )
(3) 2021年2月1日 宣伝会議3月号に、岡本健太郎の連載「宣伝担当者が知って
おきたい 著作権なんでもQ&A Vol.30」が掲載されました。
テーマは「写り込み」です。
( https://www.sendenkaigi.com/books/back-number-sendenkaigi/detail.php?id=24787 )
(4) 2021年2月2日 日経クロストレンドに、オンラインセミナーの著作権と
肖像権に関する福井健策のQ&A記事が掲載されました。
( https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/skillup/00009/00122/ )
(5) 2021年2月3日 東京新聞夕刊ほかにて、福井健策・田島佑規らが加わる舞台芸術
アーカイブ事業「EPAD」が紹介されました。
( https://www.tokyo-np.co.jp/article/83778 )
(6) 2021年2月4日 弁護士ドットコムに、コスプレの著作権に関する福井健策の
インタビュー記事が掲載されました。
( https://www.bengo4.com/c_18/n_12466/ )
(7) 2021年2月6日 読売新聞朝刊にて、福井健策がマンガ海賊版についてコメント
しました。
( https://www.yomiuri.co.jp/commentary/20210205-OYT8T50129/ )
※このほか、事務所メンバーの講演・執筆等の情報は下記をご覧ください。
https://www.kottolaw.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
■ 3.当事務所のサポート作品のご紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
当事務所のメンバーがスタッフ参加・サポートした作品を、
最近のイベントなどを中心に一部ご紹介しています。是非、ご覧ください。
https://www.kottolaw.com/works
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
■ 4.リレー連載: 第195回
( 「発信者情報開示制度は、どう変わるのか ~コンテンツプロバイダの視点を加味して~」
北澤尚登 )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
ネット上での誹謗中傷などによる被害の回復や予防のために、被害者が加害者を
突き止めるための「発信者情報開示」制度。
その実効化に向けた取り組みを、「発信者情報開示の在り方に関する研究会
最終とりまとめ」を題材として分析します。
誰にとって、何が、どう変わり得るのか。コンテンツプロバイダの立場にも、
スポットを当てて論じます。
( 全文を読む: https://www.kottolaw.com/column/210225.html )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
■ 5.リレー連載: 第196回
( 「現代アートの見方・捉え方 - 『アイデア』と『表現』の境界線」
岡本健太郎 )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
ピカソは、マティスの作風をイメージして「黄色い髪の女」を描き、マティスは、
ピカソの同作品を思って「夢」を描いたと言われています。2人の巨匠の関係性を
示すエピソードです。その経緯からして両作品は似ています。ただ、おそらく、
本人たちは両作品が著作権侵害になるとは考えておらず、また、両作品を見比べて
著作権侵害だと考える人も少ないでしょう。
現代アートでもテーマやモチーフが似た作品がありますが、従来のような絵画と比較
して、著作権侵害の判断が難しいことがあります。先日も、「金魚電話ボックス」
の裁判において、大阪高裁は、原審の奈良地裁と異なり、著作権侵害を認めました。
本コラムでは、著作権法で保護されない「アイデア」と保護される「表現」の境界線
について考えます。
( 全文を読む: https://www.kottolaw.com/column/210227.html )
( メンバーの過去のコラムを読む:
https://www.kottolaw.com/column )
-----------------------------------
【編集後記】
学生時代、紀伊国屋書店とフランス図書は私にとって新宿における二大聖地でした。
30代になってから、新宿における我が聖地は、書店からゴールデン街の一角にある
一軒のバーに変わりました。これを堕落というのでしょう。
行きつけといえるお店のなかで唯一ボトルキープしているお店ですが、コロナが
流行しだしてから1年以上通っていません。たぶん、2019年の忘年会で、20年ぶり
に再会した映画出演時のプロデューサーと助監督と一緒に行ったのが最後くらい
かと思います。その時に元々キープしていたボトルは飲みほして、新しいボトルを
入れたのですが、席を外している間にお会計が済んでいた。つまり、おごっていた
だいたので、今のボトルの所有権は私にあると言ってよいものか。
ボトルの所有権の所在はさておき、どんなバーかと言いますと、行くとたいてい
画家か詩人か小説家のいずれかがいます。そういうお店なので、アブサンこそ置い
ていませんが、私もデカダン気取りで通っておったわけです。
ママさんと常連のお客さんと一緒にザムザ阿佐谷に観劇に行ったのも懐かしい
思い出です。コロナが収束したら、そんなコミュニティも復活するのでしょうか。
本メルマガの1(6)では、新しくリリースされたEPAD(緊急舞台芸術アーカイブ+
デジタルシアター化支援事業)のポータルサイトと舞台映像アーカイブ特設サイト
を案内しております。緊急事態舞台芸術ネットワークによる構想からはや半年、
文化庁の文化芸術収益力強化事業に採択され、福井・田島弁護士が権利処理班と
奔走し、ついに今月のオープンを迎えました。多数の舞台団体や権利者団体
の協力を得て、舞台映像1,300本、戯曲550本、舞台美術2,500点の収集がほぼ完了
しているそうです。
皆さまの思い出の舞台はアーカイブされているでしょうか。
どうぞ検索してみてください。(松)
■ 本メール中の文章は、全て一般的な情報提供のために掲載するものであり、
法的若しくは専門的なアドバイスを目的とするものではありません。
■ 本メールマガジンのバックナンバーは
https://s.bmb.jp/bm/p/bn/list.php?i=kottolaw&no=all
をご覧下さい。
■ 本メールマガジンの配信申込・登録事項の変更は
https://s.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=kottolaw
より。
■ 本メールマガジンは、配信申込をされた方、当事務所のメンバーと
お付き合いのある方等に近況報告や情報提供のためにお送りしております。
ご不要の方は、大変お手数ですが空メールをご返信ください。
(上記配信申込サイトからも配信解除をすることができます。)
■ 上記以外の、法律相談などを上記アドレスにご返信いただいても、
一切対応できません。
-------------------------------------------------------------------
骨董通り法律事務所
〒107-0062 東京都港区南青山5-18-5 南青山ポイント1F
電話. 03-5766-8980(代表) FAX. 03-5466-1107
-------------------------------------------------------------------