Kotto Law メールマガジン(第161号)
2024/02/28 (Wed) 11:35
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■□ 骨董通り法律事務所 Kotto Law メールマガジン □■
■□ 第161号 □■ 2024.2.28 https://www.kottolaw.com
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春の訪れが待ち遠しい時期となりました。最近では各店舗の桜商品も増えてき
ましたね。
まだまだ寒い日も続きますが、花粉の飛散にも負けず、元気いっぱいにメルマガ
第161号をお届けします!
□INDEX□
1.セミナー・講演のご案内
2.執筆記事・著書・出演等のご案内
3.当事務所のサポート作品のご紹介
4.リレー連載:第242回
(「Webtoon(ウェブトゥーン)の市場拡大に伴うコミカライズ契約の留意点
-従来の横読み漫画との違いを踏まえて原作利用許諾契約書の記載を考える-」
田島 佑規)
5.第18回 骨董通りリンク報告
(「AIのビジネス利用 技術と権利」)
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■ 1. セミナー・講演のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
(1) 2024年2月1日より、福井健策、原口恵が担当する、文化庁主催による劇場
・音楽堂職員に対する契約実務講座が全国で開催されています(対面及びライブ
配信。申込制)。
( https://www.zenkoubun.jp/support/etc_agreement.html )
(2) 2024年2月9日より、福井健策、田島佑規、石井あやかが担当する、文化庁
主催による舞台芸術関係者に対する契約ワークショップが全国で開催されてい
ます(リアル開催。申込制)。
( https://sites.google.com/onpam.net/keiyaku/ )
(3) 2024年2月17日 岡本健太郎が、熊本県立劇場において、「舞台製作に関わる
著作権」と題するセミナーに登壇しました(関係者対象)。
(4) 2024年2月18日 福井健策が日本脚本アーカイブズ主催のシンポジウム
「アーカイブの現在・過去・未来」に登壇しました(オンライン・申込制)。
( https://www.nkac.jp/ )
(5) 2024年2月29日 田島佑規が、渋谷Web3大学オンライン勉強会「生成AIと著
作権」-基礎からセーフ・アウトのラインを学ぶ-に登壇します(オンライン
・申込制)。
( https://shibuyaweb3univ0229.peatix.com/ )
(6) 2024年3月9日 JPIC読書アドバイザー養成講座に福井健策が登壇します
(受講生対象: https://www.jpic.or.jp/advice/#corner-nav)。
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■ 2.執筆記事・著書・出演等のご案内
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(1) 2024年1月26日 ステージナタリーに、4年目を迎えたEPAD事業についての
福井健策へのインタビューが掲載されました。
( https://natalie.mu/stage/pp/epad2023_01 )
(2) 2024年2月1日 福井健策・田島佑規が監修した『10歳からの著作権』が、
Gakkenから出版されました。
( https://hon.gakken.jp/book/1450143000 )
(3) 2024年2月1日 宣伝会議3月号に、岡本健太郎の連載「宣伝担当者が知って
おきたい 著作権なんでもQ&A Vol.66」が掲載されました。
テーマは「AI×依拠」です。
( https://www.sendenkaigi.com/books/back-number-sendenkaigi/detail.php?id=32092 )
(4) 2024年2月1日 出井甫がアドバイザーを務めた、新潟大学による研究調査
事業のウェブサイト「「渡部コレクション」を事例とするアニメ中間素材利活
用ルール策定に向けての調査と協議」が公開されました。
( https://www.arc.niigata-u.ac.jp/anime-materials/ )
(5) 2024年2月5日 KAI-YOUに、寺内康介へのインタビュー記事「ポケモンに酷
似『パルワールド』 著作権に詳しい弁護士に見解を聞いてみた」が掲載されま
した。
( https://kai-you.net/article/88746 )
(6) 2024年2月16日 日経ビジネス電子版にて、食べログ訴訟と口コミサイトの
課題について、福井健策がコメントしています。
( https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00131/021400032/ )
(6)2024年2月19日 朝日新聞朝刊において、裁判官の働き方に関する寺内康介
へのインタビュー記事が掲載されました。
( 電子版: https://www.asahi.com/articles/ASS2G566MS28ULFA02R.html )
(7) 2024年2月22日 Workship MAGAZINEに、出井甫へのインタビュー記事「AI
画像/AIイラストって商用利用してもいいんですか?【弁護士解説】」が掲載さ
れました。続編も掲載予定です。
( https://goworkship.com/magazine/ai-business-1/ )
(8) 2024年2月24日 発売のジュリスト3月号『芸能活動と法』特集において、
福井健策が巻頭座談会の司会を務め、寺内康介「エンタテインメント業界と
ハラスメント」など多くの論考が掲載されています。
( https://www.yuhikaku.co.jp/jurist/detail/021267 )
(9) 2024年2月25日 福井健策の最初の新書『著作権とは何か』(改訂版)が、
初版から12刷めの重版となりました。皆さまに感謝^^
(10) 2024年2月26日 日経クロスウーマンの「人生はいつもクラシック」に、
橋本阿友子のインタビュー(上)が掲載されました。2頁目以降有料会員限定。
(下)は2月29日に掲載予定。
( https://woman.nikkei.com/atcl/column/23/062100107/022000013/ )
(11) 2024年3月5日 NHK視点・論点にて福井健策が、「初代ミッキーマウス著作
権切れ なぜ著作権は終わるのか」をテーマに語ります(Eテレ12:50~予定。
再放送:総合6日)。
(12) 2024年3月21日 田島佑規の著書『クリエイター六法 受注から制作、納品
までに潜むトラブル対策55』が翔泳社より刊行されます。
( https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798184142 )
※このほか、事務所メンバーの講演・執筆等の情報は下記をご覧ください。
https://www.kottolaw.com
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■ 3.当事務所のサポート作品のご紹介
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当事務所のメンバーがスタッフ参加・サポートした作品を、
最近のイベントなどを中心に一部ご紹介しています。是非、ご覧ください。
https://www.kottolaw.com/works
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■ 4.リレー連載: 第242回
(「Webtoon(ウェブトゥーン)の市場拡大に伴うコミカライズ契約の留意点
-従来の横読み漫画との違いを踏まえて原作利用許諾契約書の記載を考える-」
田島 佑規)
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今、急速に世界中に広がっているウェブトゥーン(縦読み漫画)市場。
日本でも多くの出版社やエンタメ関係企業、各電子書籍プラットフォームなど
がウェブトゥーン事業に乗り出しており、日本国内でも市場拡大が予想される
ところです。
本コラムでは、こうしたウェブトゥーン(縦読み漫画)の市場拡大に伴い、
漫画化(コミカライズ)のための原作利用許諾契約に関して、今後より留意す
べきと思われる点を検討していきます。
( 全文を読む: https://www.kottolaw.com/column/240227.html )
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■ 5.第18回 骨董通りリンク報告
「AIのビジネス利用 技術と権利」
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骨董通り法律事務所では、中堅・若手を中心とする実務家・研究者による勉強会、
「骨董通りリンク」を開催しています。
2023年12月に行われた第18回のテーマは、「AIのビジネス利用 技術と権利」で
した。
ご登壇者は、福田昌昭さん(株式会社Preferred Networks)、及び、望月逸平
さん(株式会社アマナイメージズ)です。
本コラムでは、その一端をご紹介します。
( 全文を読む: https://www.kottolaw.com/column/240228.html )
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【編集後記】
『この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば』
私が5代目編集長となって2回目のメルマガ配信となりました。
冒頭の一句は、編集長という立場を得て、私が詠んだ歌になります。
……もちろん嘘です。こちらは大河ドラマ「光る君へ」でも注目されている藤原
道長の有名な一句ですね。盤石な権力を手に入れた道長が、得意の絶頂の中で詠
んだ歌として1000年先の現代にも伝わっているものです。
しかしどうやらこの歌、「正直この世って私のものなのかなって思っちゃうよね~
」という超傲慢な一句ではなく、「今夜は本当にいい夜だなあ。だって三人の娘
はみんな后となったし、この宴席で皆と交わした盃だって欠けていないのだから
さ。」くらいの意味であるとの解釈もあるようです。しかも、この歌が詠まれた
のは、道長の娘が皇后になったことを祝う宴の二次会の場面だったそう。
(参考:https://www.yomiuri.co.jp/column/japanesehistory/20210628-OYT8T50054/ )
仮にそうだとすると、娘の幸せを喜びつつ二次会で楽しくなったお父さんが、
ちょっとご機嫌に「みんなサイコー!めっちゃいい夜!」という気分で詠んだ
歌とも思え、この歌だけが文脈関係なく切り取られ、藤原道長が尊大な権力者
であったというイメージと共に現代まで伝えられるのは、少し気の毒にも思え
るところです。
1000年後の現代においても、ある人物の発言の一部のみを切り取り、ときに誤解
を与えるように報じる「切り取り報道」や、動画の一部のみを悪意をもって切り
抜き拡散することなどが問題視されることがありますが、こうした「切り取り」
の問題自体は1000年前から続く不変的なものなのかもしれませんね。
ということで、この編集後記の冒頭3行だけを切り取ることは禁止とさせていた
だきつつ、次回の「Kotto Law メールマガジン」もお楽しみに!(田島)
■ 本メール中の文章は、全て一般的な情報提供のために掲載するものであり、
法的若しくは専門的なアドバイスを目的とするものではありません。
■ 本メールマガジンのバックナンバーは
https://s.bmb.jp/bm/p/bn/list.php?i=kottolaw&no=1
をご覧下さい。
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https://s.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=kottolaw
より。
■ 本メールマガジンは、配信申込をされた方、当事務所のメンバーと
お付き合いのある方等に近況報告や情報提供のためにお送りしております。
ご不要の方は、大変お手数ですが空メールをご返信ください。
(上記配信申込サイトからも配信解除をすることができます。)
■ 上記以外の、法律相談などを上記アドレスにご返信いただいても、
一切対応できません。
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骨董通り法律事務所
〒107-0062 東京都港区南青山5-18-5 南青山ポイント1F
電話. 03-5766-8980(代表) FAX. 03-5466-1107
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ましたね。
まだまだ寒い日も続きますが、花粉の飛散にも負けず、元気いっぱいにメルマガ
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□INDEX□
1.セミナー・講演のご案内
2.執筆記事・著書・出演等のご案内
3.当事務所のサポート作品のご紹介
4.リレー連載:第242回
(「Webtoon(ウェブトゥーン)の市場拡大に伴うコミカライズ契約の留意点
-従来の横読み漫画との違いを踏まえて原作利用許諾契約書の記載を考える-」
田島 佑規)
5.第18回 骨董通りリンク報告
(「AIのビジネス利用 技術と権利」)
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■ 1. セミナー・講演のご案内
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(1) 2024年2月1日より、福井健策、原口恵が担当する、文化庁主催による劇場
・音楽堂職員に対する契約実務講座が全国で開催されています(対面及びライブ
配信。申込制)。
( https://www.zenkoubun.jp/support/etc_agreement.html )
(2) 2024年2月9日より、福井健策、田島佑規、石井あやかが担当する、文化庁
主催による舞台芸術関係者に対する契約ワークショップが全国で開催されてい
ます(リアル開催。申込制)。
( https://sites.google.com/onpam.net/keiyaku/ )
(3) 2024年2月17日 岡本健太郎が、熊本県立劇場において、「舞台製作に関わる
著作権」と題するセミナーに登壇しました(関係者対象)。
(4) 2024年2月18日 福井健策が日本脚本アーカイブズ主催のシンポジウム
「アーカイブの現在・過去・未来」に登壇しました(オンライン・申込制)。
( https://www.nkac.jp/ )
(5) 2024年2月29日 田島佑規が、渋谷Web3大学オンライン勉強会「生成AIと著
作権」-基礎からセーフ・アウトのラインを学ぶ-に登壇します(オンライン
・申込制)。
( https://shibuyaweb3univ0229.peatix.com/ )
(6) 2024年3月9日 JPIC読書アドバイザー養成講座に福井健策が登壇します
(受講生対象: https://www.jpic.or.jp/advice/#corner-nav)。
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■ 2.執筆記事・著書・出演等のご案内
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(1) 2024年1月26日 ステージナタリーに、4年目を迎えたEPAD事業についての
福井健策へのインタビューが掲載されました。
( https://natalie.mu/stage/pp/epad2023_01 )
(2) 2024年2月1日 福井健策・田島佑規が監修した『10歳からの著作権』が、
Gakkenから出版されました。
( https://hon.gakken.jp/book/1450143000 )
(3) 2024年2月1日 宣伝会議3月号に、岡本健太郎の連載「宣伝担当者が知って
おきたい 著作権なんでもQ&A Vol.66」が掲載されました。
テーマは「AI×依拠」です。
( https://www.sendenkaigi.com/books/back-number-sendenkaigi/detail.php?id=32092 )
(4) 2024年2月1日 出井甫がアドバイザーを務めた、新潟大学による研究調査
事業のウェブサイト「「渡部コレクション」を事例とするアニメ中間素材利活
用ルール策定に向けての調査と協議」が公開されました。
( https://www.arc.niigata-u.ac.jp/anime-materials/ )
(5) 2024年2月5日 KAI-YOUに、寺内康介へのインタビュー記事「ポケモンに酷
似『パルワールド』 著作権に詳しい弁護士に見解を聞いてみた」が掲載されま
した。
( https://kai-you.net/article/88746 )
(6) 2024年2月16日 日経ビジネス電子版にて、食べログ訴訟と口コミサイトの
課題について、福井健策がコメントしています。
( https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00131/021400032/ )
(6)2024年2月19日 朝日新聞朝刊において、裁判官の働き方に関する寺内康介
へのインタビュー記事が掲載されました。
( 電子版: https://www.asahi.com/articles/ASS2G566MS28ULFA02R.html )
(7) 2024年2月22日 Workship MAGAZINEに、出井甫へのインタビュー記事「AI
画像/AIイラストって商用利用してもいいんですか?【弁護士解説】」が掲載さ
れました。続編も掲載予定です。
( https://goworkship.com/magazine/ai-business-1/ )
(8) 2024年2月24日 発売のジュリスト3月号『芸能活動と法』特集において、
福井健策が巻頭座談会の司会を務め、寺内康介「エンタテインメント業界と
ハラスメント」など多くの論考が掲載されています。
( https://www.yuhikaku.co.jp/jurist/detail/021267 )
(9) 2024年2月25日 福井健策の最初の新書『著作権とは何か』(改訂版)が、
初版から12刷めの重版となりました。皆さまに感謝^^
(10) 2024年2月26日 日経クロスウーマンの「人生はいつもクラシック」に、
橋本阿友子のインタビュー(上)が掲載されました。2頁目以降有料会員限定。
(下)は2月29日に掲載予定。
( https://woman.nikkei.com/atcl/column/23/062100107/022000013/ )
(11) 2024年3月5日 NHK視点・論点にて福井健策が、「初代ミッキーマウス著作
権切れ なぜ著作権は終わるのか」をテーマに語ります(Eテレ12:50~予定。
再放送:総合6日)。
(12) 2024年3月21日 田島佑規の著書『クリエイター六法 受注から制作、納品
までに潜むトラブル対策55』が翔泳社より刊行されます。
( https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798184142 )
※このほか、事務所メンバーの講演・執筆等の情報は下記をご覧ください。
https://www.kottolaw.com
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■ 3.当事務所のサポート作品のご紹介
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当事務所のメンバーがスタッフ参加・サポートした作品を、
最近のイベントなどを中心に一部ご紹介しています。是非、ご覧ください。
https://www.kottolaw.com/works
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■ 4.リレー連載: 第242回
(「Webtoon(ウェブトゥーン)の市場拡大に伴うコミカライズ契約の留意点
-従来の横読み漫画との違いを踏まえて原作利用許諾契約書の記載を考える-」
田島 佑規)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
今、急速に世界中に広がっているウェブトゥーン(縦読み漫画)市場。
日本でも多くの出版社やエンタメ関係企業、各電子書籍プラットフォームなど
がウェブトゥーン事業に乗り出しており、日本国内でも市場拡大が予想される
ところです。
本コラムでは、こうしたウェブトゥーン(縦読み漫画)の市場拡大に伴い、
漫画化(コミカライズ)のための原作利用許諾契約に関して、今後より留意す
べきと思われる点を検討していきます。
( 全文を読む: https://www.kottolaw.com/column/240227.html )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
■ 5.第18回 骨董通りリンク報告
「AIのビジネス利用 技術と権利」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━††
骨董通り法律事務所では、中堅・若手を中心とする実務家・研究者による勉強会、
「骨董通りリンク」を開催しています。
2023年12月に行われた第18回のテーマは、「AIのビジネス利用 技術と権利」で
した。
ご登壇者は、福田昌昭さん(株式会社Preferred Networks)、及び、望月逸平
さん(株式会社アマナイメージズ)です。
本コラムでは、その一端をご紹介します。
( 全文を読む: https://www.kottolaw.com/column/240228.html )
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【編集後記】
『この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば』
私が5代目編集長となって2回目のメルマガ配信となりました。
冒頭の一句は、編集長という立場を得て、私が詠んだ歌になります。
……もちろん嘘です。こちらは大河ドラマ「光る君へ」でも注目されている藤原
道長の有名な一句ですね。盤石な権力を手に入れた道長が、得意の絶頂の中で詠
んだ歌として1000年先の現代にも伝わっているものです。
しかしどうやらこの歌、「正直この世って私のものなのかなって思っちゃうよね~
」という超傲慢な一句ではなく、「今夜は本当にいい夜だなあ。だって三人の娘
はみんな后となったし、この宴席で皆と交わした盃だって欠けていないのだから
さ。」くらいの意味であるとの解釈もあるようです。しかも、この歌が詠まれた
のは、道長の娘が皇后になったことを祝う宴の二次会の場面だったそう。
(参考:https://www.yomiuri.co.jp/column/japanesehistory/20210628-OYT8T50054/ )
仮にそうだとすると、娘の幸せを喜びつつ二次会で楽しくなったお父さんが、
ちょっとご機嫌に「みんなサイコー!めっちゃいい夜!」という気分で詠んだ
歌とも思え、この歌だけが文脈関係なく切り取られ、藤原道長が尊大な権力者
であったというイメージと共に現代まで伝えられるのは、少し気の毒にも思え
るところです。
1000年後の現代においても、ある人物の発言の一部のみを切り取り、ときに誤解
を与えるように報じる「切り取り報道」や、動画の一部のみを悪意をもって切り
抜き拡散することなどが問題視されることがありますが、こうした「切り取り」
の問題自体は1000年前から続く不変的なものなのかもしれませんね。
ということで、この編集後記の冒頭3行だけを切り取ることは禁止とさせていた
だきつつ、次回の「Kotto Law メールマガジン」もお楽しみに!(田島)
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一切対応できません。
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電話. 03-5766-8980(代表) FAX. 03-5466-1107
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